性懲りもなく「山女や」をのぞいたものの、一向に空いた気配はありません。一か八かで飛び込むもあえなく敗退。たとえ人気店でも九時、十時を回れば空いてくるのが常のところ、この店にその経験則は当てはまらないようです。静岡の「昇菊」と同様、入れれば儲けものと考えるしかないのでしょうorz
これにより、二軒目は教祖の推奨店の世話になることが決まりました。下手に先入観を持つのを嫌い、「居酒屋味酒覧」はあえて持参せず、屋号と看板の時間だけ書き留めています。五軒のうち三軒は十時で看板、この時間でも入れるのは残る二軒ということになります。その中から選んだのは「車」です。
もう一軒の「あや菜」は教祖の紹介から想像した通りの小料理屋然とした店、対するこちらは蔵を改修して近年できたと思しき店です。同じ路線の店といえば、思い出すのは金沢の「あぐり」、あるいは宇都宮の「國酒の仕業」といったところですが、店内の雰囲気は多かれ少なかれそれらと似通っています。一方店主はベテランのようで、語弊を恐れずいうなら仙台の「かん」の店主を彷彿とさせます。年代はもちろんのこと、風貌、口調、立ち居振る舞いといったものがよく似ているのです。似ているのは店主だけでなく品書きも同様で、最初に六点ものお通しが出てくるため、ある程度腹が満ちていれば酒以外注文する必要はなさそうです。その他の品も、腹が満ちるものというより酒のあてが多く、屋号に「酒肴」を冠しているのも納得できます。二軒目に軽く一杯やるには好ましく、今はなき「よよぎ」の後釜となってくれそうな一軒でした。
★車
松本市中央3-2-13
0263-88-9010
平日 1700PM-2330PM(LO)
日祝日 1700PM-2230PM(LO)
木曜定休
美寿々・高天・川中島
お通し六点
自家製スモーク盛り合わせ
これにより、二軒目は教祖の推奨店の世話になることが決まりました。下手に先入観を持つのを嫌い、「居酒屋味酒覧」はあえて持参せず、屋号と看板の時間だけ書き留めています。五軒のうち三軒は十時で看板、この時間でも入れるのは残る二軒ということになります。その中から選んだのは「車」です。
もう一軒の「あや菜」は教祖の紹介から想像した通りの小料理屋然とした店、対するこちらは蔵を改修して近年できたと思しき店です。同じ路線の店といえば、思い出すのは金沢の「あぐり」、あるいは宇都宮の「國酒の仕業」といったところですが、店内の雰囲気は多かれ少なかれそれらと似通っています。一方店主はベテランのようで、語弊を恐れずいうなら仙台の「かん」の店主を彷彿とさせます。年代はもちろんのこと、風貌、口調、立ち居振る舞いといったものがよく似ているのです。似ているのは店主だけでなく品書きも同様で、最初に六点ものお通しが出てくるため、ある程度腹が満ちていれば酒以外注文する必要はなさそうです。その他の品も、腹が満ちるものというより酒のあてが多く、屋号に「酒肴」を冠しているのも納得できます。二軒目に軽く一杯やるには好ましく、今はなき「よよぎ」の後釜となってくれそうな一軒でした。
★車
松本市中央3-2-13
0263-88-9010
平日 1700PM-2330PM(LO)
日祝日 1700PM-2230PM(LO)
木曜定休
美寿々・高天・川中島
お通し六点
自家製スモーク盛り合わせ