湧水を汲み、酒屋に寄ったところで「メーヤウ」が開く11時半になりました。今回も桐店を訪ねます。
一時復活の兆しを見せていたバイキングの質が再び下がってからというもの、桐店の優位性が完全に失われたことについては、過去にも繰り返し語ってきました。しかるに近年、信大前店との相性が「山女や」並みに悪く、毎回何らかの理由により振られては桐店に流れ、その都度敗北感を味わうという状況が続いています。そして今回もあろうことか似たような展開になりました。
お盆に訪ねたときは定休日で振られたのに対し、今回は駐車場が原因でした。開店直後に乗り込んだにもかかわらず、3台分ある駐車場が全て埋まっていたのです。こちらが着いたとき、最後に止まった一台から先客が下りるところだったことからして、あと一分、二分でも早ければおそらく間に合ったのでしょう。しかし、開店から五分足らずで埋まってしまうとはあまりに厳しいものがありますorz
結果論ではありますが、宿に無料の貸自転車があったため、車を置いたまま自転車で来れば入れたことになります。しかし、今から宿に戻って自転車を借り、延々漕いでくるのはさすがに面倒でした。その結果、返り討ちに遭うのも覚悟で桐店に向かったという顛末です。
こうして訪ねた桐店でしたが、どうにか引き分けに持ち込むことができました。チキンは相変わらず骨なしだったものの、今日はポークがあったからです。その結果この二品を中心に、レッドを少しだけいただくという構成になりました。
チキンとポークを有り難がるのは仲間内に限ったことであり、他のお客が選ぶものは様々です。それに加えて今回気付いたのは、ご飯の盛り方も人により様々あるということです。皿の中央に土手を作り、両側に一種類ずつカリーをかけるのが自分流ですが、たとえば直前にいた先客の場合、十字に盛った上で中央に窪みをつけ、窪みの部分にキーマを盛って、周辺に四種のカレーをかけていました。なるほどこの方が美しい盛り付けです。中央部を生かすという発想は今までなく、その手があったかと得心させられました。
もちろん上記の通り、チキンとポーク、あとはレッドを少しという偏った選択だけに、自分にとってはそれほど参考にはならないともいえます。しかし先人の知恵を少しだけ拝借し、二周目はご飯をT字型に盛り付け、ポーク、チキン、レッドの三種をかけていただきました。
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メーヤウ桐店
松本市桐1-2-35 コマツプラザ
0263-33-6504
1130AM-2030PM(LO)
水曜定休
カリーバイキング1296円