日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

寄る年波 2016師走

2016-12-13 23:37:10 | 
年内の週末もあと二回です。今週末は会津と仙台、聖夜を挟む三連休は九州、正月の三連休は恒例の北東北、翌週末は北陸へ、いずれも汽車旅を予定しており、しばらく車の出番はありません。そしてこの機会に直しておきたい箇所がありました。始動直後にバッテリーの警告灯がつくという不具合です。
最初に気付いたのは北海道へ出発するまさにそのときでした。バッテリーは今年の車検で交換したばかりであり、そちらの問題でないのは明らかです。そうなると疑われるのはオルタネータです。現在搭載されているのは二代目であり、交換から八年で10万kmをはるかに超える距離を走っているため、寿命を迎えてもおかしくはありません。初代がご臨終となったときは、警告灯がついてからさほどの間も置かず、幹線道路の交差点で立往生して冷汗をかきました。その経験がすぐさま浮かび、不吉な予感を抱きながらも、北海道をむざむざ棒に振る決断もできず、だましだまし走ってどうにか乗り切ったという顛末です。
前回故障したときと違うのは、警告灯が始動から数分後に短時間だけ点灯して消え、その後は一切点灯しないということで、それがだましだまし走ってしまった理由でもありますが、いよいよご臨終となれば一瞬で立往生することは分かっており、立往生した場所によっては相当危険な事態を招く可能性もあります。そこで今回ようやく手を打ったわけなのですが、これが一筋縄では行きません。
というのも、オルタネータの交換で済む話かと思ったところ、特段異常が見当たらないとの診断が出たのです。それ以前の問題として、そもそも警告灯がつく現象自体が確認できないとの回答でした。たしかに、北海道では連日点灯していた警告灯が、その後は日によって点灯しない場合も出てきたのは事実であり、入庫の直前にも点灯はしませんでした。とはいえ放置していて機械が直るとも思われず、釈然としない部分は残ります。
結局、先週末の予定だった出庫の予定を引き延ばし、そのまま診断を続けてもらうことになりました。来年で初度登録から14年を迎える老骨だけに、これまでにも数え切れないほどの不具合はあったものの、原因不明という事態はこれが初めてです。上記の通り、あと一月以上出動の予定はないため、結論を急ぐ理由は全くありません。来るべき新年に備え、万全の状態で戻ってきてもらいたいというのが第一です。
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