南北朝の時代に南朝方が隠れ住んだ「かくし平」高木で鬱そうとしている所を抜けて、落ち葉が一面の急斜面を上り、尾根に出ます。その尾根を緩やかに馬ノ鞍峰まで登っていきます。
雨が多いためと思いますが、地面の土が流れて木の根っこがかなり露出しています。尾根や斜面の下の方にミツバツツジやコブシが見られました。
アケボノツツジもありましたが、これからのようでした。アケボノツツジは1000m位の所に咲く中高木のツツジ。アケボノツツジが終わった頃からシャクナゲが咲きます。今回は少し早かったです。
最後に急斜面を上ったら馬ノ鞍峰山頂です。三叉路になっています。そこで一人の登山者に会っただけです。静かすぎる所、鳥の鳴き声と風の音だけ。