野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
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4月22日(金) 四葉のクローバー

2016年04月22日 | 保育
前日の雨で地面は濡れているものの、気持ちの良い日になりました。
朝の会後は、みんな絵を描いたり、絵本を読んでもらったり、なんとなくのんびりゆったりしていました。

私は、みんなを遠巻きに見ながら、花を摘んだり、ふきの葉でつつんだ泥団子のまんじゅうをYイとMビがみんなに配ってくれたので食べたり、
長い枝をカマキリに見立てて遊ぶYウなど、穏やかな気持ちで一緒に遊んだり、見守ったりしていました。

また、摘んだ花に幼虫がついていて、これなんだろう?と数人に聞くが、「しらな~い」「ダンゴムシみたいだね」などと話しながらもわからずにいた。
あとでKケに口頭で聞くと、しばらくして幼虫を探してきてくれ、「これ?これならテントウムシのさなぎだよ」と、明確にこたえてくれました。
すごいなあ~と感心しながら、しゃべっただけでそれを見つけてきてくれたなんて、ちょっとうれしくなりました。
また、テントウムシを見つけ「つかまえたよ」とみせてくれるEナ、そしてさっと摘んだクローバーがなんと、四葉!!「えーすごい」、一緒にいたSホは、「私もほしい」
と、私と必死に探すが見つからず。。。でも、そんな自然のなかでの出来事に、ホントにしあわせ~な時を過ごすことができました。


次は、カエルを見つけ手ににぎりしめるEナ、そのうちぐったりひからびてしまいそうなカエルの姿になっていたので、「大丈夫?」と聞くと、「動いたから生きてるよ」「でも元気ないね、どうする?」と聞くと、「水かけてあげよう、だって好きだもんね」と、Kメも一緒に水をかけていました。その横で同じくカエルを見つけ袋にいれ、たくさんの水を入れ、さらに「草も好きだよね」と、大量の草をいれ、ふりまわすYイとMビもいました。
また、水を少しずつたしながら気持ち良さそうに土をこねこねしているSナに「なにつくっての?」と聞くと、「メロンパンだよ」と、弁当後も続いてパン屋さんになっていました。
お昼ごはんの時間も忘れ、それぞれ自分の遊びに没頭できているようでした。

午後からも、みんなを見守っていると、KメとTロが遊んでいるところに近づこうとすると、「きゃ~」と逃げて走り出すので追いかけると、「こっちだよ」と遠くからアピール、
「みーつけた」と、手の望遠鏡で覗くとまた「きゃ~」と、机の下に隠れて、それを見ていたEナも一緒に隠れて、いつにまにか3人と鬼ごっこのような、かくれんぼのような感じになると、そこにちいさい組のYゴとSホも「いれて~」と寄ってくるが、「だーめ」と言われ、「じゃあだんごつくる」と私と一緒に泥団子作りをはじめた。
そこにまた、3人が「こっちだよ~」と私にちょっかいをかけてきて、まだ当番2回目で慣れないし、知らない新人母なので、どんな人間なのかを試されてるのかなぁ?と思いながら、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。

さいごに、Sナが「コーヒー屋さんだよ。飲みたい人~?」と来てくれたので、はいと手を挙げると、「大人はだめだよ」と行ってしまった…でも近くで他の大人に淹れているのを見て、あれ?
再び「飲みたいな」と行くが、笑ってかわされた。ここでもまた様子を伺われているのかと思いながら、アピールしていると、「どうぞ」と、おかわりまで淹れてくれました。
ホット、ちょっと仲間にいれてもらえたようなそんな感覚でした。

大人の私でもまだまだ戸惑いの連続ですが、ちいさい組は、まだ泣けてしまったり、入れてもらいたいのに入れてもらえなかったり、まんなか組も、小さい子と遊びたいけどうまくかかわれず手がでてしまったり、まだまだ自分を見てほしい、遊んでほしいと、大人をちいさい組にとられてしまった?そんな感覚なのか、少しあと戻りをしてる?ようにもみえたりするが、それも受け入れながら、おおきい組のもり組も含め、4月はそんな気持ちと葛藤しながらも成長し続けているこども達と共に、新人母も一緒に成長したいと思いました。
(まき)

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「森のたまご」お問い合わせ:morinotamago2010@yahoo.co.jp
代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052

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