水俣病の現在

2006年はチッソ付属病院から水俣保健所に「奇病」発見の公式通知から50年。水俣病公式確認から50年です。

待てば必ず雨は降る

2005年07月03日 | 水資源
今年は空梅雨か、と言われていたのに、西日本は一転大雨である。梅雨前線が西日本を横切り、その上を低気圧が移動する。西日本大雨型の気圧配置である。
太陽からのエネルギー入射量と地球の海洋面積が変わらない限り、地球の総降水量は変わらない。晴天が長く続けば、その後の降水量は強く激しいのは当然である。少しの変動で騒ぎ立てる方が間違いである。
梅雨は西日本は熱帯スコール型の激しい降雨が特徴的である。インド洋からのモンスーンが大量の水蒸気を運んで降らせる雨である。集中豪雨のために山崩れや洪水の被害が大きくなる。いくらダムをこしらえても、梅雨と台風の被害を完全に防ぐのは困難である。被害が軽減し、復旧が楽になったと自己満足する以外にない。
東日本の梅雨は、シトシトと降る。かさの要らない霧雨である。東北地方の太平洋岸には、冷たい北東風やませが吹いて、夏が来ないまま、秋になることがある。農家は、毎年、冷害の心配をしている。

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