森に恋して

静・緑・健康

カタクリ(小塩山~ポンポン山)

2009-04-12 | 京都西・北摂ハイキング
2009/04/11(土) 快晴       写真をクリックすると大きくなります

阪急東向日駅前8:45発のバスに乗り込み、終点南春日町バス停で女4・男1で下車し、小塩山を目指します。
花の寺から自動車道で登山口へ、何組かのグループが休憩しており満席状態です。

暫く休憩し、身支度を整えて道標にしたがい左の山道へ入ります。
小一時間で、上の自動車道に飛び出ます。
右に下り、一番下の公開場へ向かい、順次上に上って行く事にします。


西山自然保護ネットワークのメンバーで作成された、カタクリの説明文が所々にはって有ります。
受粉して種から花が咲くまで9年も掛かるので、保護をしないと衰退してしまうのだそうです。




ここには、カタクリ以外にもいろんな花が咲いています。
まずは、ニリンソウですが、白い可憐な花を付け多い部類に入る花です。


ミヤマカタバミは比較的どこででも目に付きここでも一番沢山有るでしょう。
白い花はニリンソウと似ているのですが、咲き掛けがかわいいと言う声があり、咲きかけを載せます。(ほかが使えないだけです!!)

エンレイソウは昨年より葉が小さいように思います。
葉の真中から花が出る変わった花ですが、なんともいえぬ愛嬌が有ります。



タチツボスミレやシハイスミレはごく一般的に見ることが出来るスミレでなじみが深いと言えます。


白いキランソウは珍しいのではないかと思います。

フキノトウは春先の土手などでちょくちょくお目にかかりますが、この時期まで残っているのは珍しいのでしょうね。



今年は少ないとは言いながら、保護している公開場には一杯の花が咲いています。
網で周りを囲み、鹿と隔離することで片栗が守られているようです。
目の当たりにその実績を見せられ、少しでは有りますが募金活動に協力します。




カタクリはいつもうつむき加減で、花の中の方までは見ることは少なかったのですが、一度見てから虜になり、何とか写真にと、撮りにくいアングルを工夫しながら撮った写真です。


通常では花びらを横後ろぐらいに広げて立っています。

太陽が照りすぎたりすると、まるで手で頭を抱えるように花びらを後ろに重ねていたり、雨などになると、花は完全に閉じてしまうなど、いろんな形に姿を変えることの出来る花です。



突然変異で出来た白いカタクリが、今年も一輪咲いています。
沢山の花の中に唯一輪咲いている白いカタクリは、まるで家来を沢山引き連れた王女様のように、気高く優雅に感じます。


ギフチョウはカタクリの蜜を吸いに寄ってくるようで、今日も飛んでいるのに出会ったのですが、すばやく飛び回る為写真に収めることが出来ません、説明用の看板に載せえてあった写真を複写して載せておきますが、綺麗な蝶です。


小塩山のカタクリを観察し終え、次はポンポン山のカタクリへと大原森林植物園を経て巡ります。
植物園事務所でしばし休憩し、竈ヶ谷を遡上して最後まで谷を詰めポンポン山山頂北側の出灰分岐のすぐ南ぐらいに出てきます。

ヤマシロネコノメソウがまだ元気に咲いています。



ポンポン山のカタクリは、ご他聞に漏れず数は少ないのですが、大きくしっかりした花が残っています。
通りがかった家族連れのハイカーも、花が有るのならちょっと覗いて行こうと園内に入っていきます。


ポンポン山には、タムシバが多く生え下から見るとまるで桜が咲いているかと思われるほどです。


花に見とれて時間が過ぎ、バスの時間がなくなりそうなので予定を変更して一番近そうな善峯寺に向かって下ります。
4:36発のバスが丁度到着するとこぐらいにバス停に着き、満員になったバスで元の東向日駅に向かいます。
アクセストレード Gift de お花屋さん


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