森に恋して

静・緑・健康

金剛山~芋谷トンネル

2008-09-01 | 金剛山・葛城山ハイキング
2008/08/31(日)晴れ    写真をクリックすると大きくなります

天気予報は曇り一時雨、ところにより強く降る所もと非常の厳しいものでしたが、朝目が覚めるとこうこうと太陽が照り青空が見えている。
それでも朝から照るときは気をつけなくてはと、雨具も用意して南海難波駅へ。
9:30の集合に女6・男2が集合、8:36の三日市行きに乗込み一路河内長野駅まで、ここで更に女3・男1が加わり合計12名の大所帯となる。
9:15発金剛山ロープウエー前行きバスに乗込み終点まで。

バス停で身支度を整え、今来た道を少しバックする。(9:53)


道端に作られた有料駐車場は朝から超満員だ、一日600円は考えれば安いかも。
池の川谷(五條林道)の入り口も一杯だ。
ゲートの横から回り込み、クサリを乗り越え登山道に入る。(10:00)
道は広くなだらかで、なおかつ整備もよいため楽に歩ける。


1時間足らずでダイトレ道の千早峠に差し掛かる。(10:40~45)
暫く休憩し、自己紹介なども済まし、芋谷トンネルを目指す。


なだらかな道が急な道へと変わり、上り詰めたところに神福山と大沢寺の表札があり、反対側に神福山への踏み跡がある。(11:06)


踏み跡を上り詰めると、広い山頂には小さな祠が祭られていた。(11:10~12)


祠を後にして今来た道の反対に降りる。
降りた所には神福山(792m)の表札が立ち、向かいには道標も立っている。


緩やかに登りながら進むと、「大沢塞跡」の表札が立っているが何も無い。(11:34)


少し下ると「行者杉」広場に到着。(11:40~45)
小休止して、昼食はタンボ山と決定。


                         杉尾峠には道端に表札が、


ここで若干の手違いが、タンボ山の登り口を見落とし十字峠の分岐をすぎたP740の山と間違える。
急いで後戻りし、タンボ山(763m)の山頂で昼食をとる。(13:01~40)
写真の黄色い表札には736mと帰されているが実際は763mで脇に訂正もあるが、2003年に掲示してから一度も来ていないのだろうか。


タンボ山から下り、ダイトレとの合流点から少し東側より殆ど見分けの付かない踏み跡を下ると比較的はっきりした踏み跡が現れた。


すぐに東方向への踏み跡に入り、タンボ山分岐点まで進む。(14:14)
(ここでも一度通り過ぎ少ししてから登りなおした。)
分岐は下からだと、真直ぐは杉尾峠、左はタンボ山となっている。
 
えぐれた山道を進んでゆくと、右上に道標らしきものが見える。
一段高いところに横手西尾根への踏み跡が有った。(14:25)

道なりに進み、横手の舗装された林道に突き当たる。(14:40~55)

暫く休憩し、舗装された道を下る。
ヘアピンカーブの橋を渡り、二軒の廃墟となった民家を見ながら進む。

道の真ん中に、真っ黒なものが転がっているのが見えた。
突然ですが、ここでクイズです。
この黒いものは何でしょう。


されに進むと、「芋谷川終点」と書かれた表札が見えた。
別に合流している様でもないし、川はそのまま流れている。
何で終点なのかは分からないまま表札を右に見ながら橋を渡り前えと進む。


山と田圃の間に「藜(アカザ)の園」と書かれた畑が有り、1m以上の高さの植物が綺麗に並んで手を添えられ生えていました。
あまり見た事は有りませんが、葉っぱと実が食べられるのだそうです。

舗装道路がだんだん山に近づき、うっそうと茂った木々で薄暗くなり、その先にトンネルらしきものが見えてきた。

トンネルの前には白い看板が立ち、「通行止」と白地に赤い文字で大きく書かれており、
傍に寄ると「崩壊の為入坑禁止」と書かれている。


トンネルを覗くと少し先に土が盛り上がり確かに崩壊している様子。

ここまで来て戻るのも腹立たしいが、戻るしかないかと相談していると、向こうから単車に乗ってやってくる人がいる。
静かに気をつけていこうと、懐中電灯を付け速やかに通り過ぎる。

中をゆっくり見る間も無く、芋谷トンネルの見学は終わりました。
村の近くまで来たとき「細川柱本トンネル」の案内板を見る、芋谷トンネルの正式名らしい。

100~150年前に作られたというこのトンネル、今見ると何のために掘った物か理解に苦しみますが、当時としては一大事業であったことに間違いないでしょう。

城山台のバス停まで歩き、林間田園都市駅行きのバスで駅まで、一駅電車に乗り紀見峠駅から国民宿舎「紀伊見荘」に立ち寄り温泉で疲れと汚れを取る。
天気は一日中良く、雨具も要らないハイクでした。





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