森に恋して

静・緑・健康

2016 金熊寺(きんゆうじ)の梅林と近くにある盆梅展を鑑賞します。

2016-02-21 | 泉州・和歌山ハイキング
2016/02/20(土)曇りのち雨       本日の歩行数14,000歩弱

前日の天気予報は、一日雨で、風も強く春一番が吹くかもそのうえ雷もつくかもと最悪の予報でした。
夜のうちに少し降っていた雨も、朝には上がり、出かけるころには薄く青空も見えます。

8:13発の関空快速、一部紀州路快速で、日根野駅で関西国際空港と和歌山行きに切り離します。
私達の車両(和歌山行き)に、外国人が5人で大きな荷物を持ち込んで話しています。

乗り換えを心配しながら見ていると、ボランティアの人でしょうか、乗り換えの説明をして注意を促しています。
外国人は、慣れた様子で軽く頭を下げ、サンキューと言っています。

こんなボランティアも乗り、おもてなし精神満タンだと嬉しく思いました。

和泉砂川駅に到着して、9:14発のコミニティーバス(さわやかバス)を待ちますが、小雨降る中定刻になっても来ません。
心配になり、同じく待って居るお婆さんに間違いないか聞くと、心配せんでもそのうち来るで~と泉州弁で教えてもらえます。

9:20分近くなって、やって来ましたかわいいさわやかバス。
私達を含め10人近くが乗り込みます。

7分足らずで、金熊寺バス停に到着です。
思ったより早くて危うく乗り過ごしそうになります。


相変わらず、しとしとと小雨が続いている中、駐在所前から金熊寺へ向けて進みます。


案内板に従い、右の道に入ります。


金熊寺の門前広場に梅の花が咲いています。




お寺の左側から、細い道を伝い、正面の小山に取り突き、コンクリートの道を上がります。






山の上まで行くと茶店があり、先に山を一回りすることにします。
木は古そうですが、大きな木はないようで、いわゆる観賞用の木ではなく、梅を取るためのものなのか、花も小さい花が多いです。






茶店の向かいの山から見た梅でした、ボケの花はまだ新芽も出ていません。


眼下に梅の花が一杯有りますので、右の方から一周するつもりで山裾を進みます。




ちょうど人間の背丈ぐらいに切りそろえられた梅の花は、実が成ると採取しやすい高さです。




赤い花は全体の一割もないぐらいの希少価値です。




椿の花が満開です。


灌漑用水でしょうか、梅林のアクセントになっています。




水仙がきれいに咲いています。
 

黄色い花に、丸い葉の花は何でしょう。


梅の向こうに菜の花が咲き、その向こうには砂川東小学校の姿が見えます。


満開の梅の花。


赤い梅の花。




小学校方面への道が伸びています。




珍しく大きな梅の木です。


階段を上がり、茶店に着いて、たくさんの床机が並んでいる場所で、おでんを購入して休憩します。






先程歩いてきた方の山がきれいです。


茶店の傍には赤い花なども沢山有ります。


茶店に別れを告げ、下りに入ります。


道端の畑と梅の木。


金熊寺前です。


境内の枝垂れ桜。


金熊寺の本堂。


寺の裏にある、霊園への道です。


沈丁花が一杯のつぼみを付けています。


お寺から出て、左側にある、信達神社に向かいます。


石畳に滑らないように気を付けて。


正面の石段を上がります。


本殿の右下に立っています。


ナギの木は、締め切られた本殿の右側に立つ大きな木(天然記念物)の様です。


下の段にも大きな木があります。


オガタマの木だそうです。


かなり古い神社の様です。


神社を出て、盆梅庭園に向かいます。

近辺の家の屋根が、低く広くあまり見たことのない安定した屋根です。


徒歩3分の案内に、バス道を朝来た方向に戻ります。


立派な門構えの家があり、正面に盆梅が飾られています。


南側の壁には、盆梅展と書かれた案内板と、展示状況が張られています。


玄関をくぐって中に入ると、無人の入場料入れれがおいてあり、500円と書かれ、おつり入れも有ります。

玄関先の庭に、大きな植木鉢に植えられた梅の木が並べられています。














古木に命を分け与えられる様な、気の引き締まりを感じながら、それぞれを鑑賞します。

おまけに、建物の縁側に座布団が並び、梅茶とお湯までが準備され、のんびりと休憩させて頂きます。






中でもこの木に至っては、1mに満たない鉢で、深さが10Cmもないのにこれだけの命を保って居る事に敬意を表します。


一通り見終えて、玄関から出ようとして、玄関横に生えている梅に目が留まります。


玄関の白に、正面に置かれた赤が、作者の意図を感じるようです。


玄関から出て、バス道を朝来た方向へ歩いて帰ります。
中ほどの交差点で、案内板を見ます。


道々の家の庭にも梅の木は有りますが、この木々は、家とのアンバランスが面白いです。


駅に着くまで、小ぶりのままで歩いていてもそれ程濡れない程度の雨で、思い出として楽しく話しながらの帰路も楽しいものでした。


















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