道楽日記

NO TOMICA,NO LIFE しろくま@管理人

にぎにぎ電車たまご 阪急6300系

2005年08月03日 | 鉄道関係
また阪急電車が変わったグッズを発売しました。「にぎにぎ電車たまご 阪急6300系」です。
どこが電車やねん!!とツッコミどころたっぷりの商品です。スポンジのような材質で、ギュッと握ればしぼんでしまうのですが、じわ~っと元の形に復元するそれだけのギミック(?)です。

6300系と言えば、阪急京都線の特急電車として活躍している2ドア車両で、わしが大阪に引っ越してきた当時は、大阪・梅田発の京都・河原町行き特急は、十三に停まった後は、京都の大宮までノンストップで、烏丸、河原町(終点)の停車と非常に便利で、クロスシート車で快適だったのですが、その後徐々に停車駅が増えてしまい、大阪-京都直通という快適さがなくなってしまったのはとても残念に思っております。

一応運転席の窓の下にある6300系に特徴的なライトの外枠の再現はされているようです。


2ドア車なんですが、乗車用ドアが一つしかありません。500系新幹線か?とツッコんでみる。それと車両上部のクーラーが1個にまとめられています。


実はこの商品って6300系電車車両デビュー30周年を記念したものらしいです。


6300系はデビューして30年も経っていることから、当然とはいえ車両の陳腐化が見られ、また京都線特急の停車駅が増えた影響で、2ドア車は乗客の乗り降りに時間がかかるので、ダイヤ遅延の原因になっているようです。さらにクロスシートながら3ドア車の最新車両9300系も数を増やしてきており(この商品を買ったときに入れてもらった袋も9300系が描かれていました)、6300系に逆風が吹いてきています。
もし6300系が京都線特急を引退することになると、他の路線への転用も難しいと思うので、廃車になってしまうかもしれません。そんなことにならないように6300系にはまだまだ頑張って欲しいものです。