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『だましゑ歌麿III』

夜9:53
「だましゑ歌麿III」
立札に「寛政 壬子」とあるように見える。
調べると該当するのは1792年。寛政4年。
葵小僧が処刑されたのが寛政3年(1791年)だからその翌年。
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「だましゑ歌麿III」
平賀源内(演:笹野高史)は獄死した筈が実は生きていたという設定。
源内は1728年生まれ。
獄死した1779年(陽暦で1780年)で数え年52歳。
1792年まで存命だったとすると源内は当時数え年65歳。
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「だましゑ歌麿II」で葵小僧が処刑されたのは1791年で、ロシアで大黒屋光太夫がエカテリーナIIに謁見し、フランスではルイ16世とアントワネットら王家が国大脱出に失敗。
翌1792年、大黒屋光太夫帰国。ラクスマン来日。
1793年日露会談。松平定信老中辞任。アントワネット処刑。
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『だましゑ歌麿III』で南町奉行・片桐主税(演:六平直政)が就任直後で配下の同心村井順之介(演:鶴見辰吾)とともにつきかげの内通者。長谷川平蔵がつきかげを捕える場面で片桐主税が平蔵に「村井順之介が内通者だ」と言って保身を図り、村井順之介が片桐主税を斬った。直後に仙波一之進(演:中村橋之助)が片桐主税を斬った。寛政の改革の時代に降板した南町奉行山村信濃守良旺で1789年に池田筑後守長恵に交代。

「だましゑ歌麿III」の時代設定は1792年頃か?劇中で南町奉行・片桐主税が就任早々、配下の同心によって斬られている。「史実」で寛政の改革の時代に南町奉行が交代したのは1789年で山村信濃守良旺から池田筑後守長恵に交代。「II」の葵小僧処刑は1791年。
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「だましゑ歌麿III」では死んだはずの平賀源内(演:笹野高史)が登場し名医ぶりを見せた。源内は一応、医学も学んだようだが、医者としての活躍なら杉田玄白という設定でもよかったのではないか。もっとも「影の軍団II」では山村聰が演じた源内が医療行為もやっていたようだ。
#だましゑ歌麿
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笹野高史は『だましゑ歌麿III』で平賀源内も演じていた。1780年に没したはずの源内が1787年以降の「寛政の改革」の時も生きていた設定。
10:32 - 2019年3月8日

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2013年7月

関連語句
歌麿

参照
【時代劇の時代設定】だましゑ歌麿
【時代劇の時代設定】おろしや国~鬼平~歌麿 - teacup.ブログ
『だましゑ歌麿III』における寛政の改革 - Yahoo!ブログ
1792年当時のコイン - Yahoo!ブログ
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