さりチャンの「英語多読」宣言!!

次は・・・めざせ300万語♪♪
英語で楽しみたい★さりチャンの読書記録★

THE BOYS FROM BRAZIL

2010-11-11 23:46:20 | Penguin Readers
Ira Levin
Penguin Readers (4 Intermediate) YL 4 語彙レベル1650 総語数 12000



タイトルから、サッカー少年か何かの話くらいに思っていましたが、作者の Ira Levin は『ローズマリーの赤ちゃん』 の作者でもあると知りました。

え? ちょっと中身がけっこうヤバそうな話…?

でした。ハイ。


実在の人物でアウシュビッツ収容所で 『死の天使』 と呼ばれていたメンゲレが登場します。
映画ではなんと グレゴリー・ペッグ の役です。
対するナチ狩りの Yakov Liebermann はローレンス・オリビエが演じています。


Dr Mengele がナチの残党を集めて、世界中の(日本は含まれませんでした。当然ちゃ当然)94人の65歳の公務員の男を殺せという指令を出します。

まったく意味不明、不可解な指令ですが、実はこれが恐るべき計画なのです。

ちなみに表紙の男の子は、ヒトラーのクローン君です。(ちょっとだけネタバレ

今でこそクローン人間などは驚くことではないですが、当時 '70年代初めにはあり得ないことだったかもしれません。


この作品のテーマには関係ないですが、
冒頭、ナチの残党たちの会合で Japanese restaurant が使われます。

レストランのマネージャーは一番美人な女の子たちを係りにつけると言いました。
ウェイトレスに Tsuruko、Mori、Yoshiko の3人が出てきます。

飲み物を持って来た Tsuruko にドイツ人たちは…

'What is your name?'
'Tsuruko, sir.' She had a flat face.
'She's pretty? Then what are the ugly ones like?' he asked…
ちょっとちょっとちょっと

さらに、食事(もちろん日本食)が進んでお茶やビールを飲みながら話がはずんで、

Then they talked about Japanese women.
Kleist-Carreras had some wonderfully funny stories to tell about women in Tokyo…

これだけしか書かれていませんが、原作はきっともっと詳しく書かれていると思ったわけで、今だったらさぞかしクレームつきまくりそうな話題だったに違いないです。





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