30代からのバイオリン練習記録、とオマケ

大人から始めてその魅力に嵌ったバイオリン、その練習記録を綴ります。気が向けば日々のよもやま話も。

レッスン5月 deuxieme

2015-05-28 | ヴァイオリンのこと
先生も吃驚した、この音の違い。「前はもっとこもっていましたもんね」と、音が良くなったら急に過去の音の悪さについて言及しはじめた。
でも前から「魂柱の位置変えたらもっとよくなるかも」やんわりと指摘されてたんだよね。


まずはボーイング。そこで新しいことが。今まで長さは最長4拍(全音符)だったのがその倍の長さを一弓で弾くという。


これね。ラ~~~~~~~~♪ってこと。
そして全弓というだけじゃなく、もっとゆっくり弓を使えるようになるべくこの4パターンで練習せいとのことです。


ピアノのような鍵盤楽器だと鍵盤を押せば終わりになるところも、弦楽器は大変なんだなぁ。
あ、管楽器も、長く吹く練習あるよね、きっと。細く長く~とか強く長く~とか。そっちの方が辛いカモ。

カイザーはラッタラッタのパターン。移弦の際の勢いが残ったままだと違う弦の音が出てしまう。気をつけろ。
このパターンも元弓のみ・先弓のみでも練習するように。
ラッタラッタ(スラー)は「タ」の部分、左指を「付点を意識するように」打ち下ろすこと。
更に、普通パターンのもの、先弓のほんのさきっちょだけ使って弾く練習もしてきなさいと。これやってみると難しい。ついちょっと下の方に来ちゃってるんだよ。楽な位置を躰が無意識にもとめているんだろうな...


左指の練習では先生が一緒にひいてくださったのだけれど、音量が出るようになったからか、音程が寸分の違いも無く2人ぴったり合った時の音の豊かさといったら!すンごい気持ち良さ!これはトリハダものの体験...デュオの楽しさの深淵を少し覗けた、いや近づけた気分。

フォルテの練習。弓を押し付けるというよりは横に逃がす。そして二の腕の内側あたりから持ち上げる、下げる。
これが難しい~

曲の練習に入ります。「祈り」はフォルテからピアノへの転換、ピアノを意識するあまり音がカスカスにならないよう。丁寧に。で、合格。
「ノルウェー舞曲」ソ→シ→ソシソの部分、薬指をいったん離してから置きなおしていたらしいが(無意識)、薬指はずっとソの位置においたまま、人差し指だけシの位置に動かす。あとはずっとどちらの指も置きっぱなし。シの音程。
「舞曲」どうも弓を大きく使って弾こうとすると斜めに滑っている時があるらしく、そこを注意。ひたすら平行を目指せ。あとは特に問題なし。

次回までに次の曲もやってくるように。なんと、作者Paganiniって書いてあるよ!かの奇才天才バイオリニストの作った曲!ってもちろん簡素化バージョンですけど。


これが原曲。このあとどんどんバリエーションが続く。そこは見ないほうがいい。夢に出るから。
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