松本市内のあちこちでソバ(蕎麦)の花が咲いています。
転作作物として栽培面積が少しずつ増えているような気がします。
鉢伏山を背景にした蕎麦畑です。
≪ちょいと情報≫
ソバ(蕎麦)の花には二種類の花があります。
その昔我が家でもソバ(蕎麦)を栽培したことがあり、花をしょっちゅう見ていたはずなのですが、ソバ(蕎麦)の花には二種類の花があると知ったのは昨年でした。
雌蕊が長く雄蕊が短い「長柱花(長花柱花)」
雌蕊が短く雄蕊が長い「短柱花(短花柱花)」
ソバ(蕎麦)の花には、雌蕊が長く雄蕊が短い「長柱花(長花柱花)」と雌蕊が短く雄蕊が長い「短柱花(短花柱花)」があります。
長柱花と短柱花の割合は半々のようで、蕎麦畑のソバ(蕎麦)の花の半分は長柱花、半分は短柱花となります。
ソバ(蕎麦)はたかじゅふん(他家受粉・他花受粉)で、長柱花が結実するには短柱花の花粉が必要となり、短柱花が結実するには長柱花の花粉が必要となるのだそうです。