mt77のblog

信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

籾殻燻炭(もみがらくんたん)作製

2022-11-18 | 農作業 記録
大分前から籾殻燻炭(もみがらくんたん)をつくって畑にまき、野菜の根張りの良い土にしてみたいと考えていました。
籾殻燻炭(もみがらくんたん)作成
過日近所の本屋さんで「やさい畑」を購入した際に、「現代農業」を立ち読みしましたら「モミガラくん炭」の字が目に入りました。
手にとって内容を見てみますと「ラクに上手にやく」と題して、燻炭器をもちい、ブロックで囲いをして籾殻燻炭を作製する記事が掲載されていました。
この時は立ち読みだけで終わっていたのですが、
籾殻燻炭(もみがらくんたん)作成
気になって、後日本屋に行って現代農業12月号を購入する事となりました。
内容をみるとずぼらな私でも「ラクに上手にやく」の記事を教科書にすれば籾殻燻炭作製も何とかできるのではないかという気持ちになって、籾殻燻炭作製を決定しました。
 
籾殻燻炭器を、今月13日にJAファーム今井で3020円(税込)で購入。
そして今日、すでにモミガラも調達できており、天気予報は晴れであまり風も無いとの予報でしたので、籾殻燻炭作製となりました。
 
籾殻燻炭(もみがらくんたん)作成
↑ 購入した燻炭器です。ピカピカです。
 
籾殻燻炭(もみがらくんたん)作成
↑ ブロックの設置。
  16個のブロックを上の写真のように組み立てます。
  ※今回使用したブロックと後で使用するレンガは友人からタダでもらったものです。 
 
籾殻燻炭(もみがらくんたん)作成(14:00開始)
↑ 燻炭器の底に稲藁や枯葉を押し込みます。
  組み立てたブロックの中央で小さくちぎったダンボールと細く割った長さ20cm程の板を重ねて、バーナーで火を点け、炎が上がるようにします。
  その上に、底に稲藁や枯葉を押し込んである燻炭器をかぶせます。
 
籾殻燻炭(もみがらくんたん)作成(14:10) 
↑ 籾殻を投入。
 
籾殻燻炭(もみがらくんたん)作成
↑ 写真のように、燻炭気のまわりの籾殻が2cmほど黒くなってきたら籾殻を足します。
  写真は1回目の籾殻を足した後の写真です。
  この後、もう一度だけ籾殻を足しました。
 
籾殻燻炭(もみがらくんたん)作成(15:35)
↑ 大分籾殻が黒くなってきました。
  そして、白い煙ももくもくとずーっと出っ放しです。
  我が家の庭では近所迷惑になりますので、籾殻燻炭作製作業はできません。
  もしかすると消防署に通報され、消防車が来てしまうかもしれません。
 
籾殻燻炭(もみがらくんたん)作成(15:40)
↑ 上の写真を撮った後に、角スコップで最初の切り返し(籾殻をかき混ぜる)を行いました。
 
籾殻燻炭(もみがらくんたん)作成
↑ 以後、写真のように籾殻が真っ黒になるまで数回の切り返しを実施。
  
籾殻燻炭(もみがらくんたん)作成(16:00)
↑ 如雨露で燻炭器に水をかけ、燻炭器を引き抜きます。
  火つけに用いた稲わらも炭になっていました。
  
籾殻燻炭(もみがらくんたん)作成
↑ 角スコップで切り返しをしながら、如雨露で水をかけるを繰り返します。
  今回は約35ℓの水をかけました。
 
籾殻燻炭(もみがらくんたん)作成(16:15終了)
↑ 最後に空気を遮断するために、ブロックやレンガを焼けた籾殻燻炭の上に敷き詰めて作業終了です。
  ※14時00分開始、16時15分終了、所要時間2時間15分
 
念願であった籾殻燻炭作製を「現代農業12月号」の「ラクに上手にやく」の記事を教科書にして行う事ができ、なお且つ、初めての挑戦で約80ℓの籾殻燻炭を得る事が出来ました。
筆者である小城寿子さんに感謝申しあげます。
 
 

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常念岳 2022/11/18

2022-11-18 | 常念岳
常念岳 2022/11/18
12時頃の撮影です。
 
北アルプスの山並み
北アルプスの山並み。
手前の田圃は冬耕しが終わっています。

今日のアメダス松本観測所(沢村)の最低気温は氷点下0.6度、最高気温は13.6度、いよいよ最低気温がマイナスになりました。

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