花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)

2009年10月10日 | 草花・植物

☆.★.:・*.・.:☆★  ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)  ナス科ナス属  ☆.★.:・*.・.:  

赤い実を鵯が好んで食べることから、ヒヨドリジョウゴの名前がついたとされる。実は真っ赤で美味しそうではあるが、不快な匂いがし、鳥にとっても美味しいものとは思えない。最初「ツグミ」の名前を付けていたが、後に、雑食性でなんでも食べる、鵯の名前を借りたのかもしれない。

《別名》日本の古書「本草和名(ほんぞうわみょう・918)」には、漢名に「白英(はくえい)」、和名に「保つ呂之(ホロシ)、の名がある。その後「豆久美乃以比禰(つぐみのいいね)」ともよばれ、江戸時代に「ヒヨドリジョゴ」が定着した。

果実が黄色に熟すのは、「キミノヒヨドリジョウゴ」
福島地方の方言として「ツヅラゴ」の名がある

花は、バトミントンの羽をミニチュアにしたような形で、開くと花弁が、そっくりかえり、かわいい。ほとんどは「白花」だが、淡く紫がかったもののある。

人間には毒とされていますが、薬草としての効能があり、解毒、解熱、利尿、ガンや急性黄疸型肝炎の治療に用いています。▲▽生薬名を白毛藤(バイマオテイン)と呼び、漢名を白英(はくえい)▽▲

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普通は「雑草」扱いのような草であるが、私は思いのほかこの花が好きです。

まずはかわいい「花」。花の咲いた傍らから青い実。
花と実が同じ枝にたくさん付きます。

そして秋深くなっても、長くたわわにについた真っ赤な実。そして葉の紅葉。
この実を、常緑の木の葉の上に置くと、長い間腐りもせず赤く頑張ってくれます。

      「マルバシャリンバイに乗せた実」




               


 

 


 



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