ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

アイアンマン

2008-10-09 | 映画 あ行
アイアンマンはパワードスーツを着て悪と戦う。そんなヒーローを、大金持ちで天才発明家トニー・スタークをロバート・ダウニー・Jrが好演。マーベルコミックの映画化だけど、ヒーローがおじさんってところが新鮮でしょうか?

2008年 アメリカ アクション、SF
2008年10月9日 ワーナーマイカル・シネマズ・新百合ヶ丘
監督 ジョン・ファヴロー(ザスーラほか)
出演 ロバート・ダウニー・Jr、ジェフ・ブリッジス(シービスケット)、テレンス・ハワード(ブレイブワン、クラッシュ)、グウィネス・パルトロー(スカイキャプテン・ワールド・オブ・トゥモロー、抱擁、恋に落ちたシェイクスピアほか)
(出演作品などは私が観たものに限る)

父の代から武器の発明をして、若いときから巨大企業の社長として名をはせている富豪・トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、テロリストに囚われ、胸に大きな傷を負う。兵器の製作を強いられるが、彼が洞窟で作ったのはそこから脱出するためのパワードスーツだった。何とか脱出した彼は、自分の作った兵器が悪用されていたことを知ったため、その一切の販売を禁止する。そしてバージョンアップしたパワードスーツで、テロリストたちと戦う決意を固めるが・・・。

マーベルコミックのヒーローというと若者が多いのだけど、このヒーローはどう見ても40代のおじさん。しかも、武器で大もうけした大金持ちで、自分が作った武器がつみもない人たちを殺していることに気がつかないノーテンキで、その上女ったらしだったわけです。しかし、自分の間違いに気がついてからは早いです。葛藤が詳しく描かれていませんが、トントン拍子に死の商人から、正義の味方になっちゃうところが、おじさんならではかな?と。
ロバート・ダウニー・Jrのちょっと崩れたような、決してマイホームパパが似合わない雰囲気がこのヒーローにはぴったりです。
メカ好きには「ありえる」感じのパワードスーツがたまらなかったかも。控えめなCGも程よかったですね。
グウィネス・パルトローの優秀な秘書振りがすばらしかったです。頭は切れるし頼りになる。しかも超綺麗。その上、簡単にボスとラブラブにならないところが最高でした。
また、ジェフ・ブリッジスの悪人ぶりにびっくり。シービスケットのあんなに良いオジサンが~。俳優さんってすごいですよね。頭をそって髭を生やしただけであんなにアクのある人になれるの?
最近マーベルコミックの映画化が連続していますが、必ずしも成功しているとは思いません。しかし、これは成功の部・・・ではないかな?楽しめました。
アメリカ人だったら分かるせりふなども少々あり。トニーが軍から賞をもらうのですが「シーザーのものはシーザーに」と言って受け取りません。聖書からの引用です。また、テロリストたちとのバトルになった場所はジェリコ。ここは旧約聖書において「崩れるはずのない壁」があった場所です。


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2 コメント

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こんにちは♪ (ミチ)
2008-10-11 09:37:32
そうですか、あの場所はジェリコでしたか。
さすがももママさん、ちゃんとチェックしていらっしゃったんですね~。

>トントン拍子に死の商人から、正義の味方になっちゃう
ちょっとトントン拍子過ぎるだろうというツッコミを入れてしまいましたが、その潔さ(?)がまた良かったりしました。
そんなこといいながらも結局は最強の兵器(パワードスーツ)を作ってしまうという皮肉も効いていましたよね。
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ジェリコは (ももママ)
2008-10-12 00:54:04
チェックしていましたよ。エリコとも言う地名で、旧約聖書では有名な土地なので、耳に(字幕なので目に?)入ってきました。

最強のパワードスーツを作るのが平和に役立つというのは、かなりの皮肉ですよね。
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