ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

ウォーリー(吹き替え版)

2008-12-15 | 映画 あ行
ピクサーの描く、ロボットたちの恋物語。決してお子さまだけに向けていないところが、さすがです。魅力的な造詣と動きが感情移入させてしまうのです。お見事!

2008年 アメリカ アニメ、SF、ラブロマンス
2008年12月5日 ワーナーマイカル・シネマズ・新百合ヶ丘
監督・原案・脚本 アンドリュー・スタントン(ファインディング・ニモ)
声の出演 草刈正雄(モンスター・ペアレントほか)
(出演作品などは私が観たものに限る)

29世紀の地球。そこには、ごみ処理ロボットウォーリーがただ一台、700年の間、自分の身の回りのごみをキューブ型に固めては積み上げていた。彼と一緒にいるのはゴキブリ1匹だけ・・・。そんな彼はゴミの中から愛着のある物をコレクションし、「ハロー・ドーリー」のヴィデオを見て、愛する人と手をつなぐことを夢見ていた。そんなある日、宇宙船が突然飛来し、ピカピカのロボット・イヴと出会う。彼女にコレクションの「靴に入った1本の植物」を見せるとイヴはそれを体内に取り込み、フリーズしたかのように動かなくなってしまった。彼女に思いつく限りのことをして、尽くすウォーリー。そこへ宇宙船が戻ってきてイヴをつれて帰ろうとする。ウォーリーはひそかにそこへ密航し・・・

少々お疲れ気味で行った映画。でも、肩のこらない癒し系SFアニメで、お子ちゃまだけでなく大人にも優しい一作でした。何しろ、どのくらい疲れていたかというと、わが近所のシネコンでは吹き替え版しかやっていなくて、何も考えていなかった私は吹き替え版を見ることになったのです。それを、劇場に入ってみてお子ちゃまが何人もいることに気がついて、はじめて分かるという始末。ま、台詞が少ないから吹き替え版でも字幕版でもあまり関係ないという前評判を思い出して、気を取り直したという情けなさでした。
さて、本編ですが確かに吹き替え版でも、まあまあOKのようです。また、これまた評判どおりの二人のロボットの魅力的なこと!ウォーリーの素朴で健気なかわいらしさ。そして、ピカピカのイヴのチャーミングなこと!イヴはスタイル抜群で洗練された強い美女を思い起こさせました。例えば・・・アンジェリーナ・ジョリーのような?コケティシュな面もありながら、Sな彼女はアイドルさながら。一方のウォーリーと来たら、流行おくれもはなはだしく、誠実なのだけがとりえの冴えない男。俳優さんで言うと・・・?最近は、こういう役者さんがあまりいませんが、昔のウディ・アレンのような・・・?雨の中、傘をさしかけるシーンや宇宙空間で二人で(二台で?)踊るシーン(消火器を使って)が忘れられません。
さて、それにひきかえ人間の描かれ方がステレオタイプの上、魅力がなかったですね。ファミリー向けなので奥深い葛藤などを描くのは無理だったのかもしれませんが、ヴィジュアル的にも魅力がなく、残念でした。



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2 コメント

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こんにちは♪ (ミチ)
2008-12-18 20:19:21
後半に人間が出てきてからガクーっと私のテンションも下がってしまいました。
CGアニメに出て来る人間の肌の質感がちょっと苦手なんですよね(汗)
吹き替え版でも字幕版でもあまり変わらないとは聞いてますが、やっぱり字幕版でご覧になりたかったでしょう?
シネコンでも吹き替え版しか来ないことがあって困りますよね。
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やっぱり~ (ももママ)
2008-12-18 22:20:09
>ミチさん
私も予告編に出ていなかったし、映画のHPで予習もしなかったし、初日で予備知識なしだったため、ちょっとびっくりしました。
あの、人間たちが出てきた後半のことです。
確かにテンション下がりました。
しかも、字幕版で見れなかったし・・・(悲)
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