アカデミー賞候補になっていたし、ピーター・ジャクソンが製作に関わっていて、単なる娯楽物のSFじゃなさそうだと期待していました。確かにそのとおり。スプラッタが苦手だし、クリーチャーが「エビ」よりむしろゴキブリに似ていて視覚的には私にはキビしかったですが、B級風味がなんともいえず、風刺が効いているし、やりたい放題のストーリーと演出。万人向きじゃありませんが、かなりの高得点を差し上げたいです。 . . . 本文を読む
大女優たちの華麗な競演。豪華な衣装を身にまとって歌って踊って・・・!オーラに包まれた煌く女優たちはみな、一人の男を愛している。その一人の男をめぐる物語。各国出身で、それぞれの美しさを競う女優たちを見るだけでも価値がある一作です。 . . . 本文を読む
ヒースがこの映画の撮影半ばで亡くなったことが広く知られています。完成できないのじゃないかと危ぶまれましたが、彼の友人たちの協力のおかげでこんなに見事に完成。ヒースの遺作となりました。奇想天外なストーリーに、CGを多用した極彩色でファンタジックな創造性が見事です。
2009年 アメリカ アドベンチャー、ファンタジー
2010年2月1日 ワーナーマイカル・シネマ・新百合ヶ丘
監督 テリー・ギリアム( . . . 本文を読む
主要なキャスト4名と脚本がアカデミー賞にノミネートされました。オスカーこそ逃しましたが、中身の濃い脚本にぐいぐいと引き込まれ、演技合戦のがちんこ対決。火花が散る勢いです。105分とは思えぬ重量感のある一作になりました。見る価値ありのお勧めです。結局真実は明かされないまま、幕を閉じるのですが、こうい煮え切らないエンディングは嫌いじゃないですね。 . . . 本文を読む
クリント・イーストウッドが実話を下に監督、主演はアンジー。しかも、アカデミー主演女優賞にブラピと共にダブルでノミネートされています。これは見ないと!で、珍しく初日に見ることができました。期待を裏切らない画像と物語の展開。そして、アンジーの繊細な演技。 . . . 本文を読む
カンヌでは1本だった映画を、あまりに長いのでパート1と2に分けた、そのパート2。キューバ革命成功直前で終わった1だが、2はその成功物語からいきなり、ボリビアを目指すチェを描く。この辺りが、予備知識なしでは少々辛いですが・・・ . . . 本文を読む
ダニエル・クレイグの新生ジェームス・ボンド氏はアクションの切れも良いし、若々しいです。そんな金髪のボンドの活躍ぶりが見たくて、早速行きました。身も心も傷つくことのある生身の男を感じさせるセクシーなボンド!お勧めですよ。 . . . 本文を読む
カンヌで評判になったそうだし、当時時代のアイコンとして世界中にその名を知られ、未だにヒーローとしてカリスマ性をおびているチェ・ゲバラ。地元では「チェ」と呼ばれているそうです。私が物心ついたときにはすでに伝説の人になっていて、「Tシャツに顔がプリントされている人」になっていましたが・・・ . . . 本文を読む
しんゆり映画祭で。去年評判になったとはいえ、マイナーな邦画はなかなか見る機会がありません。で、今回見ることにしましたが、ドキュメンタリーと知らず、びっくりしました。ドキュメンタリーというとまじめ一本やりかと思ったら、こんな「面白い度球面タイリー」もあるんですね。 . . . 本文を読む
私はこんなことはめったにしないのですが、とにかく完成度の高いこの映画に魅せられました。見ていたときもすごいと思ったのですが、帰宅してからじわじわとこのすごさを感じてしまいました。で、2回目の鑑賞となりました。 . . . 本文を読む