Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

老々介護

2011-02-16 17:50:38 | Weblog

 昨日の午後、妻は用があって東京に行った。娘と一緒に行動して一泊して帰ることになっている。母の介護を一人でやらなければならない。母は92歳で老化も日に日に酷くなっている。 現在認知症の薬と高血圧の薬を毎日処方しているが、症状を遅らすだけで改善することは出来ないようだ。 昼間はデーサービスに行く日もあり、妻と2人で何とか対処しているが、夜は大変である。 昨年5月に大腿骨を骨折して、手術とリハビリで何とか寝たきりになることはなく、伝い歩きが出来るようになった。そして9月1日退院してからは、家で生活している。入院以降紙パンツでの生活となっているため、夜は3時間おきぐらいにトイレに立つようになった。

 昨年9月退院以降は妻が母の横の部屋で寝るようにして、夜の母のトイレには付き添うようにしていた。しかし12月中旬に妻が風邪を引いてしまい、それが長引くようになった。 そこで冬の間は私が母の夜の介護をすることにしている。そのため寝不足になることがよくあったが、何とか今日まで来ている。

 昨日の午後からは、母と2人であり食事のこと、着替えや風呂に入れること、それと夜の介護をしなければならない。老々の身であり大変であったがそのことを記す。                 夕食はカレーのレトルト食品を一緒に食べたが、妻がいないことが気になったのか母はあまり食欲はなかった。薬を飲ませて風呂に入れようとしたが、入りたくないと言うのでシャワーだけで済ませ、トイレに行ってから9時ごろ寝かせた。 その後書斎代わりにしている居間で過ごした。夜中の12時ごろ、再度母を起こしトイレに連れて行った。                              これで私も寝ることにした。しかしトイレに行って寝ているはずの母が、何度も私を呼んでいる。そして障子を叩きながら「寒い寒い」と言う。ベットから落ちてしまったのかと思い、母の部屋に行って見ると、母はベットにいたが掛け布団は下に落ちていた。それを直してから寝ようとしたが、2時間ほど眠れずにいた。 本来夜中の3時ごろには再度トイレに行くはずであったが、私は寝てしまい。朝6時ごろ起きて、母のところに行くと、紙パンツでは耐えられずパジャマまで濡れていた。 下着を替えさせてから食卓のところまで車椅子で連れてきた。 朝食は冷蔵庫にあったシラスと、のり、それにインスタントの味噌汁で食べた。 母の薬がもう無くなっていたので、犬の散歩のついでに病院で薬を貰ってきたが、その間母を日が当たる廊下のロッキングチェアーに座らせ玄関を外からかって出かけた。 妻がいるから何とか介護が出来るが、いないと大変であった。