Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

ある研修に参加して(Ⅰ)

2011-02-18 23:15:51 | Weblog

 私は2月18日~22日までの「トランスフォームした人生を生きる」ため講習を受けるため東京に来ている。70歳を過ぎた私にとって、そのようなことが必要なのかとの疑問があったが、娘からの後押しもあって受けることにした。この講習は毎日がAM8時30分からPM11時までの長時間を3日間行い、一日置いて22日はPM7時から10時30分までのイブニングセッションが予定されている。このため17日は東京に前泊した。

 このような講習を受けよう背景には娘の存在があった。彼女は6年前に家を出て生活している。それは父親に対する嫌悪からか、それ以降は会うことも話すこともなく年月が流れた。このような不自然な状態を寂しく思いながらもどうすることも出来なかった。そんな折1月下旬のある日、午後11時ごろ、突然彼女から電話があった。内容は「お父さんを嫌っていたことを謝りたい。そしてよい親子関係をつくりたい」こんな話しであった。それまでに彼女も葛藤していたものと思うが、そのことを友人に話し、上記の講習を受けることになった。その受講中私に電話があったものである。それを契機に会話が出来るようになり、私の閉塞していた空間に光が差しこんだような気持ちになった。そして勧められて私も受けることにした。

 その講習はR・エデュケーション(株)米国で設立された世界的企業であり、独自の教育手法により個人、企業、組織等に教育訓練プログラムやカリキュラムを提供する企業である。そのすべてのプログラムの土台が、今回受講するB・Tコースであり、参加者の人生の質、人とのかかわりや、自分の家族、仕事への満足感といった大きな分野に建設的、永続的なシフトをもたらすような具体的デザインされているものであった。 その中で私は家族との信頼関係、社会での人間関係の構築を学ぼうと思った。そこで事前に送られてきた、この講義を通じて達成しようとしていることは何ですかとの質問に、                                                  1.回りの人との人間関係を築くために自分を変えたい。                          2.成人した子供達は家を出て生活しているが、会うこともは話すことも出来ない。それには育てる過程に於いて理不尽に厳しくしたことが原因であると思う。その信頼関係を築きたい。        と記して送った。

 ホテルでは4時間ほどしか寝れなかったが、18日AM8時ごろ五反田にある会場に向かった。そこには50数名の参加者が集まってきていた。周りを見渡したが20代から50代ぐらいの人はいたが、70歳代は私だけで他には居そうもなかった。それでも勇気を持って真ん中近くの前列から2列目に座った。