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爺の遠吠え

思いつくままに
 遠吠えできたらいいなぁ~

オルガニズム 突然に

2005-10-17 | Weblog

 

どちらにしますか?

こんな提議で
 選択の余地があった試しがない
身近では妻のそれ
ケーキどちらにする?
そう問う彼女
好みを知り尽くしてる爺eとしては
おのずから結果は明白であり
その結果は妻が望んだものである

土曜日の夜の10時は満車状態
これ以上ないという悪タイミング
我が駐車場の機械が止まった
つまり故障
何の前触れもなく

軽故障ではなく修理必要な重故障
巻き取られてるはずの電源コード
それが宙にぶらり
それを見たとたんに覚悟した

機械で上に上がってる車が
修理を終えるまで出庫が出来ないこと
過去の体験を思い出し心臓が脈動する

考えてみてちょうだい
車が機械から出てくる約2分
その2分さえもイライラしながら待つ客
そんな客がどのくらいかかるかわからない
そんな修理の時間を素直に待つと思う?

悪口雑言なんて当たり前
今すぐ出なければ○○が出来ない
どうしてくれるんだ
詰め寄られる爺e
こんな時は
最高責任者の妻にしてもらいたい
だが妻は珍しく控えてる

またそんな地獄を
体験しなけれはならないのか
一度お勧めしたい経験であるが

修理メカニックが到着するまでの30分
これも悩みのタネ
お客さんも
どんな故障で
どのぐらいの時間で
自分の車が出庫できる
きちっと説明できれば
意外と待っていただける場合が多い

今はそれすらわからない状態
見通しの立たない話は相手を激高させる
そんな時にトラブルが起こりやすい

案の定お客が戻ってきた
運のいい事に下にある車
我が駐車場は下に20台
上に機械で50台上げられる

そんな幸運も長くは続かない
上の客が数人戻る

冷や汗をかきながら
これ以上ないほど身をすくめながら
事情を説明する
まぁある面得意分野ではあるのだが
携帯でお知らせする事をお約束して
時間つぶしをお願いする
幸いなことに我が駐車場
8割がおなじみさん
全員が快く応じていただいた

そこへ
ペアの一元のお客さんが帰ってきた
と同時に修理メカが到着

さっそくの点検後提案があった

ひとつは
電源コードを巻き取るリールのバネの破損
コードが切れてないので非常手動で出庫できる
ただし一台10分程度かかる
全部出庫した後 リールを持ち帰っての修理

もう一つは
新品のリールと交換
交換作業時間は一時間
交換費用は15万円
但し交換中は出庫できない

さてどうしますか?ときたもんだ
そりゃあねぇ
たかだか巻取りのピンが折れたぐらいで
誰だって交換なんかしたくない
だが出庫に一台10分もかかれば
10台目の人は出庫するのに約2時間
まだ上に40台も残ってるのに
それでは暴動が起きてしまう

爺eの決断はすばやかった
まず待ってるお客さんの車1台
時間つぶしをしていただいてる車3台
それらを非常手動で下ろす
その後新品に交換

待っていただいた若いペアー
彼らの赤のカローラが下りてきました
我われにはとても長く感じた時間
ちょっとホットしました
おまけに謝る我われにさわやかに
「気にしないでください」
そう言い残して出て行きました
この若い二人に幸せあれ
そう自然に願う気持ちがわいてきました

だが我われの幸せはまだまだ先
喘ぎ声を出したい爺e
これって一種のオルガニズム?

だったら絶頂点はどうなるのでしょうか?


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