ホワイトの紫陽花日記~ありのままの自分で

難病(PD)あります。症状も人生も十人十色。肩の力抜いて深呼吸・・・喜びも悲しみも、ありのままの日々の生活を綴ります。

嬉しかった出来事

2019-06-29 15:51:20 | 50音のエッセイ

嬉しいことを言えば限りなくあると思います。

パーキンソン病になってから、特に友の会の役員をしてから嬉しいことが増えてきました。

体が動かなくなるという過酷さがこの病気に有りますが、ずーと動けないわけでないので、

私は救われてると思います。広く人と関わることで、出会いがあります。広く浅くが今の私には、

丁度いいかもしれない。

ここ2ヵ月のなかでの嬉しい出来事をひもといていきましょう。

①5月の末、夫婦で道東へ旅行を4泊5日してきた!

 仙台空港から千歳,女満別空港3つをまたぎ飛行機で行き帰り使いで、

着いたらレンタルした自動車で大自然をめぐりました。

3キロから5キロ毎日歩いたようです。何処までも続く道、白樺の高く太い木、パッチワークの広い畑

知床半島を遊覧船で巡りました。冬の厳しさを物語る岩肌の岸壁。半島には白木の遊歩道で,

5つの湖をみることできした。その他摩周湖、阿寒湖、釧路湿原、網走等をみてきました。

歩かないと見えない。不思議と体がもちました。帰りがオフになり

千歳空港でよくお土産見れなかったのが残念でした。

2本のポール杖は折り畳み式で使用したい時だけに使用、とても

役に立ちました。パーキンソン病のことを忘れ楽しむことを一番に心掛けました。

またいける自信がつきました。

ツアーはいかない、自分のペースで行けるとこ。選択も良かった。

自然すごく気持ちいい景色を見ながら、車の中で

夫婦で会話をできる時間たくさんありいろんなこと話した。

驚いた事はキタキツネに遭遇したが人慣れしている感じ、人間を怖くない。

感心したのは自然をそのままにし、レジャー化していないところである。

うちに帰ればすぐ山と川あり盆地なんで四方山に囲まれてる。

北海道は面積が違う感じ。でも世界はもっと広い。

広いとこにいて心も広くなり、頓服もそんなのまずの5日間でした。

夫との一声で旅が決まり行けました。ありがとう!

今度はお金使わず、モコ(犬)もつれていきたいね。今

年の夏はキャンプに行こうかと話している。

 

旅は挑戦でありリハビリである。

 

 


いい湯だね、Eちゃん

2019-06-22 19:54:20 | 50音のエッセイ

低学年の頃の、夏の話である。

小学校にプールはあったが低学年の足には遠く感じるのだった。

エアコンなどない、家である。扇風機が普通で熱い風が来る。木の木陰

が一番涼しく、大きな木がある近所のお寺に集合し、缶蹴りをしたり、輪ゴムをつなげてはね越える遊びをした。

習字の先生がお寺の住職で、私は習字が大好きでしたのでわざとゆっくり書いてたように思います。そこも涼しい場所でした。

涼しさを求め子供ながら考えていました。しかし皮膚の弱い私は背中に汗疹が出ます。汗かくと尚かゆくなります。

Eちゃんがいいました。「風呂に入ろう!」

私「気持いいかもね。」

Eちゃんの家のお風呂は檜の木のお風呂です。昼間に入ります。

味わいのある五右衛門風呂のような感じ、丁度よく温めの湯。

Eちゃんのばあちゃんに断りはいった。檜の香りが心地よく・・・

「気持ちいいね。」汗疹もよくなるのでした。

風情があり、今も木いい香りを思い出す。

Eちゃんとは今も親友、夫婦で旅行に毎年行ってます。二人とも温泉が好きです。

小さい頃のお風呂の話しでした。

 


明日から

2019-06-18 18:12:55 | 50音のエッセイ

いつも、いつもタイトルのようにいかないのが私である。

幼いころ、小学校の2,3年生だっただろうか。遊びは自然の中で

見つける。それが田舎の遊びなんです。季節季節にちなんだ遊びは

チョッと怒られたのも・・・・。隣に住んでいるEちゃんと幼馴染でいいことも悪いこともおとなしい顔で

してきました。例えば近所に大きな大きな、お屋敷で代々医者をしているところがありました。

大きなお屋敷のなかは囲いがあり良く見えません。大きな石の上に登り様子を見ました。別な世界が広がっていて

びっくり。大きな池、日本庭園、芝生、コリー犬がはなされている。自分たちの家との違い金持ちなんだろうねと思う

しかなかった。家の裏に竹藪と栗の木、柿木、クルミの木がありました。

Eちゃん見て「栗がいがの中に入ったまま落ちてる、おいしそう!」

目を合わせて決行が決まった。

おそる、おそる隙間からはいいり、落ちている栗を手一杯拾った。

悪いことだと思ったと思う。裕福過ぎる家から落ちてるものいただいても悪くないんじゃないかと

子供ながら20個あまりひろった。スリル感万点であった。うまくいったね。

私たちは見られていました。夜になり、その家の女中さんが家にきました。

鬼のような顔をして怒っている女中さん、何回も頭を下げている父

女中さんが帰った後、父は私に説教し頭をたたいた。

もう明日からしないからとかなり泣いた。父は情けなく思っただろう。

明日から

でも、私は別なワクワクの遊びを考えていた・・・・