もともとエバれるような食生活は送ってきたワケではないけれど、やはり店をやるようになってからのそれは相当にひどくなったように思えてならない。体調を崩すたび、これではさすがにマズいのではと思いつつ、けっきょく解決の糸口が見いだせない毎日である。
食事の時間がめちゃくちゃというのは、まあこれは「宿命」のようなものでやむをえないとは思うのだが、全体にやはり運動不足と野菜不足であることはいなめない。サプリメントで補給するというのがどうも好きになれないので、できるだけ「野菜ジュース」は飲むよう心がけているのだが、はたしてそのくらいで取り返せるものかというとかなりあやしい。どうしたものか。
日々こんな食生活を送っているぼくにとって「最高のごちそう」はというと、「あたたかいものをゆっくりとたべる」ということ。こんな当たり前のことが、じつはいちばんむずかしかったりするものだ。ふだん昼ごはんは、ちょっとした合間をぬってパクパクと口に放りこむ。ちいさな店内に匂いが充満してしまわないようにと「あたたかいもの」は禁物、いつお客様がいらして中断しても大丈夫なようにと「ひとくちでつまめるもの」が中心だ。だから休日には、できるだけゆっくりとあたたかいものをたべる。ささやかなしあわせ。
フィンランドへ行けば、それでもこんな食生活がいったんリセットされる。といっても、とりたてて特別なものを口にするわけではない。カフェでたべる具だくさんのスープやボリュームたっぷりのサラダ、それにさまざまな乳製品といった食物が、カラダの内側をじわじわ掃除してくれているような感覚だ。ひたすら歩きまわるのもいいのかもしれない。
いますぐ再起動しますか? OK
そんなふうに、いつもあたふたと旅にでる。
食事の時間がめちゃくちゃというのは、まあこれは「宿命」のようなものでやむをえないとは思うのだが、全体にやはり運動不足と野菜不足であることはいなめない。サプリメントで補給するというのがどうも好きになれないので、できるだけ「野菜ジュース」は飲むよう心がけているのだが、はたしてそのくらいで取り返せるものかというとかなりあやしい。どうしたものか。
日々こんな食生活を送っているぼくにとって「最高のごちそう」はというと、「あたたかいものをゆっくりとたべる」ということ。こんな当たり前のことが、じつはいちばんむずかしかったりするものだ。ふだん昼ごはんは、ちょっとした合間をぬってパクパクと口に放りこむ。ちいさな店内に匂いが充満してしまわないようにと「あたたかいもの」は禁物、いつお客様がいらして中断しても大丈夫なようにと「ひとくちでつまめるもの」が中心だ。だから休日には、できるだけゆっくりとあたたかいものをたべる。ささやかなしあわせ。
フィンランドへ行けば、それでもこんな食生活がいったんリセットされる。といっても、とりたてて特別なものを口にするわけではない。カフェでたべる具だくさんのスープやボリュームたっぷりのサラダ、それにさまざまな乳製品といった食物が、カラダの内側をじわじわ掃除してくれているような感覚だ。ひたすら歩きまわるのもいいのかもしれない。
いますぐ再起動しますか? OK
そんなふうに、いつもあたふたと旅にでる。