北欧のこどもたちはベスコフの絵で育つ、といわれるほどに、スウェーデンの絵本作家エルサ・ベスコフ(Elsa Beskow)は北欧のひとびとのあいだではよく知られた存在のようです。じっさい、知り合いのフィンランド人もこどものころ親しんだそうです。
1874年にストックホルムでうまれたベスコフは、1953年に亡くなるまでのあいだに数多くの絵本を未来のこどもたちのために残しました。その作風は、ケイト・グリーナウェイらイギリスのヴィクトリア朝を代表する挿絵画家の作品につうじるクラシックなものですが、白樺の森や摘みとったベリーをたっぷりいれた樹皮で編んだカゴ、ありとあらゆる生命のざわめきがきこえてきそうな夏の情景や、どうぶつや精霊たちと交感するこどもたちといった情景は、まさにまごうことなき北欧の清澄な世界そのものといえます。
ベスコフの絵本はここ日本でも古くから翻訳出版されていますし、また通販のフェリシモからも彼女のいくつかの作品が出版されているので、あるいはよく知っているというかたもいらっしゃることでしょう。たまたま近所の古本屋で手にした『ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん』という本をとおしてぼくはベスコフの存在を知ったのですが、淡い情景のなかにも凛とした空気が感じられるところが最大の魅力ではないかと思っています。
そんなわけで、せんだっての北欧旅行ではベスコフにまつわる品物をいくつか手に入れたいとかんがえていたのですが、ストックホルムで、ではなくヘルシンキで、日本ではおよそ目にしたことのないベスコフのアートポスターを発見しました。ぜんぶで3種類あるのですがスペースの都合上すべてを展示するわけにはいきませんので、もしご興味のある方がいらっしゃいましたらお気軽にお声をかけてください。また、ご希望の方にはおゆずりします(ただし全種類、各一枚のみ)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/41/daa60d376416b7ebd406cf2881b311b5.jpg)
Elsa Beskow 原画ポスター(70×50cm) 4,200(税込み)
1874年にストックホルムでうまれたベスコフは、1953年に亡くなるまでのあいだに数多くの絵本を未来のこどもたちのために残しました。その作風は、ケイト・グリーナウェイらイギリスのヴィクトリア朝を代表する挿絵画家の作品につうじるクラシックなものですが、白樺の森や摘みとったベリーをたっぷりいれた樹皮で編んだカゴ、ありとあらゆる生命のざわめきがきこえてきそうな夏の情景や、どうぶつや精霊たちと交感するこどもたちといった情景は、まさにまごうことなき北欧の清澄な世界そのものといえます。
ベスコフの絵本はここ日本でも古くから翻訳出版されていますし、また通販のフェリシモからも彼女のいくつかの作品が出版されているので、あるいはよく知っているというかたもいらっしゃることでしょう。たまたま近所の古本屋で手にした『ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん』という本をとおしてぼくはベスコフの存在を知ったのですが、淡い情景のなかにも凛とした空気が感じられるところが最大の魅力ではないかと思っています。
そんなわけで、せんだっての北欧旅行ではベスコフにまつわる品物をいくつか手に入れたいとかんがえていたのですが、ストックホルムで、ではなくヘルシンキで、日本ではおよそ目にしたことのないベスコフのアートポスターを発見しました。ぜんぶで3種類あるのですがスペースの都合上すべてを展示するわけにはいきませんので、もしご興味のある方がいらっしゃいましたらお気軽にお声をかけてください。また、ご希望の方にはおゆずりします(ただし全種類、各一枚のみ)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/41/daa60d376416b7ebd406cf2881b311b5.jpg)
Elsa Beskow 原画ポスター(70×50cm) 4,200(税込み)