北欧の「メガネくん」たちから、いま目がはなせなない。「いじめられっ子」風ルックスとはうらはらに、その音楽性は相当にクセもの。長い冬の間、部屋の中で孤独にたくわえられたエネルギーが、「Vappu(メーデー)」の若者たちのように一気に爆発する、そんな「オレ流」な春の到来。
ノルウェーを代表する、というよりも、いまや世界を代表する「メガネくん」といえばアーランド・オイエくん。ソロは、正統派ネオアコの「Kings of Convenience」での彼からは想像のつかないハウスサウンド。しかもミックスCD「DJ Kicks」では、リミックスした曲にのってザ・スミスや、バナナラマがカヴァーした「ヴィーナス」をじぶんで歌いまくってしまったり、曲と曲とを歌って「つなぐ」なんて荒技までやってのけてしまう暴走ぶり、らしい。まさに、北極まで突き抜ける孤高のメガネくんなのである。
かたやスウェーデンからノミネートの「メガネくん」は、ヨハン・クリステル・シュッツ(Johan Christher Schutz)くん。こちらはオイエくんのようなエキセントリックさはないものの、友だち少なそうっぽさにかぎって言えば、あるいはオイエくん以上かも。そんなシュルツくんが、しんみりギターをつまびきながらメランコリックに「So Happy」なんて歌ってしまうのだからたまらない。メガネをかけたベン・ワット。新作、期待してるよ!
かくなる上はぜひ、フィンランドのどこかに隠れ潜んでいる「メガネくん」を発掘してきたいものである。
ノルウェーを代表する、というよりも、いまや世界を代表する「メガネくん」といえばアーランド・オイエくん。ソロは、正統派ネオアコの「Kings of Convenience」での彼からは想像のつかないハウスサウンド。しかもミックスCD「DJ Kicks」では、リミックスした曲にのってザ・スミスや、バナナラマがカヴァーした「ヴィーナス」をじぶんで歌いまくってしまったり、曲と曲とを歌って「つなぐ」なんて荒技までやってのけてしまう暴走ぶり、らしい。まさに、北極まで突き抜ける孤高のメガネくんなのである。
かたやスウェーデンからノミネートの「メガネくん」は、ヨハン・クリステル・シュッツ(Johan Christher Schutz)くん。こちらはオイエくんのようなエキセントリックさはないものの、友だち少なそうっぽさにかぎって言えば、あるいはオイエくん以上かも。そんなシュルツくんが、しんみりギターをつまびきながらメランコリックに「So Happy」なんて歌ってしまうのだからたまらない。メガネをかけたベン・ワット。新作、期待してるよ!
かくなる上はぜひ、フィンランドのどこかに隠れ潜んでいる「メガネくん」を発掘してきたいものである。