moiのブログ~日々のカフェ

北欧&フィンランドを愛するカフェ店主が綴る日々のあれやこれや

迷える「男子」へ

2006-02-28 23:33:28 | 雑貨
日ご紹介した『アンティ・ヌルメスニエミについての小さな本』が好評です。

以下は男子に、とりわけ北欧やデザイン、雑貨などに興味がある彼女や女友達をもつ男子にぜひ読んでいただきたいと思っています。というのも、この時期ホワイトデーのお返しに頭を悩ませていたりしませんか?どうせならちょっと気のきいた「お返し」をしたいよなぁ、と。そんな男子におすすめなのがこの一冊です。

ここでとりあげられているアンティ・ヌルメスニエミのホーローのポットといえば、北欧のデザインや雑貨に興味のあるひとならだれでも知っている人気アイテムのひとつですが、この本にはそんなポットにまつわるだれも知らなかったような《発見》がちりばめられています。ですから、たとえ彼女(あるいは女友達)がこの「ポット」についてよく知っていたとしても、きっと十分たのしんでいただけるはずなのです。それに、エナメルのような質感をはじめ、ポットをそのまま本にしてしまったかのような装丁もまた、彼女(あるいは女友達)に喜んでもらえることまちがいなしです。

『アンテイ・ヌルメスニエミについての小さな本』(?1,365)
moiにて好評発売中。

ところで、ついついここまで読んでしまったという「女子」のアナタ!そんなアナタにも、この本はとてもおすすめです。でも、もしこの本を彼(あるいは、男友達)からプレゼントされたら、どうかこの本の存在は知らなかったことにしておいてあげてください。だってそうでしょう?それが「優しさ」ってものです。

アンティ・ヌルメスニエミについての小さな本

2006-02-22 17:59:13 | 雑貨
moiでいま取り扱い中の本のご紹介です:

れは、ホーローのコーヒーポットやユーモラスな木製のサウナスツールなどで知られるフィンランドのデザイナー、アンティ・ヌルメスニエミに捧げられた小さな本です。

つくったのは、原宿の雑貨店「CINQ」と世田谷のインテリアショップ「biotope」。いづれも、北欧の家具や雑貨に興味のあるひとなら目を離すことのできない人気ショップです。本をひらけば、ちょっとマニアックなディテールの解説や、夫人でファッションデザイナーでもあるヴオッコへのインタビュー、それに堀井和子さん、岡尾美代子さんのコラムなど、アンティへの愛情とこだわりにあふれた一冊となっています。

つややかなエナメルを思わせる、かれのポットがそのまま一冊の本になったかのような装丁もすてきです。ポット同様、赤、白、水色、黄色、茶色と5色のカラーバリエーションが用意されています(早いもの勝ちです!)。

余談ですが、アンティのコーヒーポットというときまって思い出すのは、アキ・カウリスマキ監督の映画「浮き雲」のワンシーン。主人公の夫婦のつつましい暮らしを象徴するかのように、赤いそれはかれらのアパートのキッチンにちょこんと置かれています。きっとこんなふうに、アンティ・ヌルメスニエミのデザインはフィンランドの人々の暮らしに溶け込み、愛されてきたのでしょう。この小さな本からは、そんなフィンランドの人々の暮らしの息づかいがきこえてきます。

『アンティ・ヌルメスニエミについての小さな本』
●CINQ biotope 著
●1,365円(税込み) moiにて好評発売中。

STUDIO UMEの「arcana(M)」

2005-10-17 20:02:37 | 雑貨
とえばおうちでケーキをたべるとき、みなさんはどんなお皿を使っていますか?

最近のパティシェ系のケーキって、まるで工芸品のように美しくて、それじたいですでに完結しているようなものが多いですよね。当然、お皿もそれなりに選ばなきゃということになります。コーヒーカップのソーサーでお茶を濁す、なんて、いくらなんでもあんまりです。

まず大きさ。家で食べるなら、あまり大きすぎるのも考えものです。かといって小さすぎてもアンバランス。そして、色。あくまでもお菓子が主役とかんがえるなら、やっぱり「白」がいちばんだと思うのです。

そこで、おすすめしたいのがこちらっ!(「ジャパネットたかた」風に)


moiのカップ&ソーサーでおなじみのデザイナー、梅田弘樹さん(STUDIO UME)のプロダクトです。なまえは「arcana」。「フィンランド製」です。じつはこれ、現在は生産していないレアなものなのですが、梅田さんの手元にあったものを無理して譲っていただきました。

「開いた本」のようなそのカタチとあいまって、これからストーリーが書きこまれるまっさらな「白いページ」のような印象もあります。大、中、小と3枚のお皿を重ねてディスプレイすることもできるこの「arcana」ですが、残念ながら、いまこちらでお分けできるのはすでにM-size(154×160mm)が2枚だけになってしまいました・・・。でもこれが、ロールケーキやパティシェ系のケーキ皿としてぴったりなんですよね(大ぶりのシフォンケーキなんかだとちょっと無理かな?)。モダンな「和」のセンスも感じさせてくれるので、たとえば京都のおつけものを盛り合わせるなんて使い方もいいと思いますよ。

というわけで現在moiにて展示販売中。2枚のみなので、売り切れてしまったらゴメンナサイ。お問い合わせは、メールor電話でどうぞ。

「arcana[アルカナ]」M-size(154×160mm)
design/梅田弘樹(STUDIO UME) Made in FINLAND
@3,000(税込み) ※現在のところ、今後の発売については未定です。

おかげさまをもちまして、こちらの商品のお取り扱いは終了させていただきました(11/19)。

ダーラナ馬のナプキンホルダー

2005-09-27 23:02:17 | 雑貨


ウェーデン生まれ、スウェーデン育ちの「ナプキンホルダー」です。スチール製で、「ダーラナ馬」をかたどったデザインがとても愛らしいです。色は「あか」と「くろ」の二種類。

もちろんナプキンホルダーとしての用途以外にも、シンプルで甘過ぎないフォルムはそのままオブジェとして飾るにも最適ですし、すきな本やDVDなどをさりげなく置いてディスプレイするのもいいですね。

moiにて、2,940円[税込み]で扱い中(売り切れの際はご了承ください)。

ひらいみもさんのてぬぐい

2005-07-08 10:49:16 | 雑貨
ひらいみもさんの新作てぬぐいがとどきました。

ひらいみもさんは、去年の秋moiで開催した「森のカモメ」展でお世話になったイラストレーターさんです。そのときの展示をおぼえていらっしゃるかたもおいでのことでしょう。そのみもさんから、型染めによる新作てぬぐい(2パターン)がとどきました。いずれも「カモメ」、「森」という、昨年のフィンランドの旅でインスピレーションをうけたモチーフがあしらわれています。また、職人さんの手が入る「型染め」とあって、印刷ではえられない独特のニュアンスがそこには感じられます(制作行程でいろいろと「想定外」のできごともあったようですが・・・)。ご来店の折には、ぜひ手にとってごらんになってみてください(税込み1,365円 (森)/1,575円(カモメ) なお「品切れ」の際にはお取り寄せとなります)。

ところで、そのみもさんの個展「森のストロー」が、現在長野県安曇野のミュージアムカフェ「BANANA MOON」にて開催中(~8/30)です。森の中にひっそりとたたずむモダンなミュージアムカフェでのみもさんの展示、さぞかし気持ちいい空間になっていることでしょう。お近くの方、また避暑がてら長野方面へのドライブを計画中の方はぜひ、旨いそば&みもさんの展示、予定にくわえてみてはいかがでしょう。