カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

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妄想!阪神タイガース

2004年07月16日 23時25分04秒 | ☆阪神タイガース
今日はプロ野球の後半戦がスタートということで、各地で熱戦が繰り広げられました。
さて、試合をよく見ていなかったタイガースファンの方も多いでしょうから、今日は僕が詳しくお伝えしますね。

我が阪神タイガースは、ここまで10勝2敗と大きく勝ち越している中日ドラゴンズを甲子園にむかえての3連戦。
いくら優勝が目の前とはいえ、大事な初戦です。

初回からすごかった。
タイガース先発の井川投手はここまですでに15勝0敗という好成績をあげているだけあって、16者連続三振の素晴らしい立ち上がり。

いっぽうタイガースはカモにしている中日・山本昌に対して今日も打線が襲い掛かります。
今岡の初回先頭打者アーチにはじまり、赤星の今季12本目のランニング・ホームラン、続く片岡の特大場外ホームランは、はるか京都の実家まで届き、ステンレス製の風呂釜をたたき割ったらしいですよ。
今度こそ、サウナだけでなく、風呂釜もヒノキにしてもらいたいものです。

さて、審判団の「もうそろそろ勘弁してやってくれないか」という異例の訴えがタイガースベンチに届き、初回の阪神は24得点で終了。
中日先発・山本昌が泣きじゃくりながらベンチに帰る姿が印象的でした。

落合監督と宇野コーチがダイエーで購入したラジコンを与え、「じゃあ、僕投げる」とようやく元気を取り戻した山本昌でしたが、悲劇はまだ続きます。

2回に32失点
3回に43失点・・・


5回終了時点でプロ野球記録を大きく更新する108対0という一方的な試合展開になりました。
「108って、除夜の鐘と同じ数やんけ」
「ほんとだ。あははははは。パパ死刑」
阪神ファンと、なぜか落合福嗣クンのなごやかな会話が僕には聞こえました。
中日はナゴヤだけに、なごやかでした。

で、試合は結局タイガースが2695対0で勝利。
井川投手は自身今季8度目となる完全試合を達成。
最後の打者、井上一樹を三振でしとめたときのガッツポーズが印象的でした。




んちゃ。おはこんばんちは。
猛虎軍大将・マンガウルフです。

敵大将・小谷元帥がブログ執筆をお休み中なので油断していたら、場外野戦場に集っていた阪神ファンの方も多かったようですな。
ちょっと油断していました。

「中日とのブログ戦争をやるたびに負ける。縁起が悪い」というお叱りの声もありましたが、なんのコトもない。
やらなくても負けるんじゃないですか。

もしかしたら戦争をやっていなかったら、もっとヒドイ負けっぷりだったのかもしれません。


まあ、今日はタイガースが快勝したからいいじゃありませんか。
いや、ぼくの頭のなかでですけど。

だれか正確な情報、トラックバックしてちょ。

阪神・1リーグ制に待った!各セ・リーグの反応を検証してみよう。 

2004年07月16日 11時12分38秒 | ☆提言・苦言・球界再編
プロ野球ファンの皆様ならこの動きに注目されていることでしょう。
阪神タイガースが中心になって、急ぎすぎる1リーグ制への動きに対して「待った」をかけたと。

で、今朝のサンスポの記事セ5球団で反巨同盟!阪神・野崎球団社長が“宣戦布告”というものに、各セントラルのオーナーの反応が掲載されていますので、ちょっと見てみます。

以下、太字が記事からの引用です。
まずはヤクルト。

野崎社長から電話を受けたヤクルト・倉島常務は「26日の前に多菊社長と話し合いたいとのことだった。拒否する理由もないし、お会いになると思う」。多菊社長もその前の段階で「(パが)5球団でも交流戦でいけるんじゃないか」と語っている。

なるほど。
球団経営が良好とはいえないヤクルトですから、1リーグ制で大きく減収するよりは、交流戦で小さく減収したいという考えですか。

これはヤクルトに限らず、セントラルの経営者はみんなそういう考えだと思います。

広島・松田オーナーも「2リーグ制が理想と考えているので(阪神の)提案を聞いてみたい」と身を乗り出し「日本シリーズや先日のオールスター戦の盛り上がりを見れば、2リーグ制が理想」と強調した。

広島はセントラルのなかでも経営状態はギリギリですので、1リーグ制への移行で壊滅的な打撃を受けることは確実。
しかも立地条件やチームの歴史を見ても、安易な合併は難しい球団です。
松田オーナーは当初から1リーグ制への移行に強い反対の意思をしめされていました。

中日・白井オーナーは「まだ阪神の考えが分からない」としながら「できたら2リーグがいい。つまり収入が減らない。簡単だ」と、ドル箱の巨人戦、阪神戦の試合数が減ることの危機感を、明快に説明。

いや~、簡単明快。
「収入が減らないから2リーグがいい」ですって。
タテマエなし!
かえって好感がもてるぐらいです。

経営者の発言としては至極当然のわかりやすい意見ですが、「交流戦もみてみたいな」という長年のファンの声はこういったお金の事情によって封殺されてきたのでしょう。

横浜・峰岸球団社長も「阪神さんから電話をいただきましたが、それはオーナー(砂原TBS会長)レベルの話。横浜としては実行委で直接聞いてから判断したい」と一定の理解を示した。

微妙な反応ですね。大歓迎とはいかないようです。
もしかしたらヤクルトとの合併をのぞんでる?

ともかく「1リーグ制へ待った」のリーダー格・阪神タイガースも、「10億の減収」という試算をつきつけられて、大阪商人としての本能が目覚めたのでしょう。
「近鉄とオリックスの合併に驚き、流されていたが、やっと目覚めた。損やないかこの改革!」というのがきっと本音です。

ファンからも2リーグ制維持のために阪神の動きは歓迎だという意見がありますが、ぼくは素直に喜べない。
なぜなら、この動きは去年までの流れとなんら変わらないから。
結局ファンのことなんてほとんど意識していないのだから。
お金のことばっかりですよ。

それにしても、近鉄とオリックスの合併は「もう決まったもの」として話が進んでいますね。
その部分に対する救済案はないのかい。
球団数が減ることのほうが、リーグの問題よりも大きいと僕はおもうのですが・・・。


で、これらのセントラル5球団の動きに対する読売巨人軍・渡辺オーナーの発言。

「阪神と4球団との話し合い? 聞いてるよ、そういうことは。オレがいたら話しにくいんだろ」と終始、余裕の表情で語った。

「だからさ、それでこっちにも考えがあるんだから、まあいいんだよ、それで。急激? 急激とも思わんよ」

いや、期待通りの不気味な発言です。
記事中にもありますが、すでにパ・リーグのもう一つの合併について情報を手に入れているか、お得意の「脱退だー。新リーグ発足だー!」の脅しを使うか。




すべてのプロ野球経営陣に言いたい。

もう巨人にふりまわされるのはやめましょうよ。
どうせ巨人人気なんて、あと10年ももたないんだから。
(「不人気度」「アンチ巨人度」は赤丸急上昇の気配)

「自分のチームさえ良ければ」ではなく、もっと「プロ野球株式会社」「全体の利益」としての一体感をだす努力をしてほしい。
それこそが「ファンの利益」にもつながるのであれば最高です。
コミッショナーがナベツネの傀儡である限り、これは難しいでしょうが。


ともかくね、こんなことを語っているのはファンとしては鬼のように疲れるんです。
どんどん疲労してくる・野球熱が醒めてくる自分がわかります。

ファンはもっと手放しでプロ野球を楽しみたいだけです。
僕はこんな状況でもプロ野球を楽しむために、昨日のような記事をどんどんアップしていきます。

それが漫画家にできる、プロ野球へのささやかな応援だと勝手ながら信じています。