つれづれなるまま(小浜正子ブログ)

カリフォルニアから東京に戻り、「カリフォルニアへたれ日記」を改称しました。

Thanksgiving day

2011-11-24 12:42:25 | 日記

11月の第4木曜はThanksgiving dayで、この年の稔りに感謝して家族で七面鳥などの食事をいただく日だ。
アメリカの祝日は日本よりずっと少ないのだけれど、この日は翌日の金曜とともに祝日で、週末も併せると4連休になる。週末も開いている図書館も、この二日間はクローズで、お店もThanksgiving当日の午後は閉まってしまうという(もっとも翌日の金曜日はブラックフライデーと呼ばれる買い物の日だけれど)。
英語の個人レッスンの先生のキャロル(仮名)が招いてくれた彼女の家のThanksgiving dinnerにお呼ばれした。お連れ合いと娘さんに、サクラメントからやってきた弟さんとご両親、それにもう一人の友人と私が加わった。キャロルの手作りのターキーのローストに、かぼちゃとアップルとクルミの煮物、豆のシチュー、サラダなどが並ぶ。ターキーにはクランベリーソースを添えるのがお決まりで、スーパーには大きな丸ごとの冷凍ターキーと生のクランベリーがたくさん売っていたけれど、キャロルは冷凍でない生のターキーを焼いたのだという。
お父さんによる食前の感謝の祈りから始まって、皆で食事を楽しみ、デザートは手作りのアップルパイとパンプキンパイ。どれも季節の恵みを実感できる美味しさだ。食後に少し近くを散歩してからまたおしゃべりして、アメリカ文化を体験した楽しい一日だった。(これくらい毎日英語でおしゃべりしたら、私の英語ももっと上達するのに)
Thanksgivingは、あまり大規模なパーティーというよりは、比較的近い身内などで集まることが多い、という。今度の家の大家のマージェリー(仮名)はカナダ人で、家族のThanksgivingはカナダ式に10月の第2月曜に息子たちと済ませ、その息子さんは今回はお連れ合いの家族とのThanksgivingだとか。人間関係の確認の行事には、さまざまな気遣いが行き交うのも日本と同じようだ。じつはマージェリーはじめ周りの何人かの人たちが、私はThanksgivingはどうするのだろう、自分は今年は出かけるので招待できないのだけれど、と心配してくれていたらしい。誘ってくれたキャロルに大感謝! そしてこれを書きながら、もっともっとアメリカ式に大げさなくらいに料理を褒めるんだった、と反省。