北海道でのんびり船釣り

北海道札幌近郊の海でカヤック釣~リングを楽しむ。

PCとの格闘(更に続き)

2022-05-22 19:45:59 | その他
皆さんこんばんは、M.カトーです。

本日は町内の行事に参加と積丹の海も「なんだかな~」なので、注文していたノート用のメモリも
届いた事もあり、更に昔を思い出してPCいじくり三昧と。

以前はピンチヒッターで使っていたノートPC、クズだのゴミだの言われていましたが、メモリーを
2Gから4GにUPしたら普通に快適! 普段使うソフトを片っ端から起動してもメモリーがパンク
する事は殆ど無く、画面の狭さとHDDの少なさ以外は合格点です。
試しにWin10に対応したベンチマークソフトで計ってみました。(モバイルPCは引き立て役?)


細かいことをいちいち説明する事は省きますが、このノート侮りがたし!(デスクトップが遅いだけか?)

次に実際の「重い」処理はどうか?(デスクトップPC)
これは釣行時に撮影した動画をフルHDの画質で出力(レンダリング)させたもので4分13秒の動画を
6分33秒程で処理されました。
 

次に全く同じ動画を処理させたノートPC結果がこちら、処理終了まで8分少々、以前(メモリ2G時)は動画
ソフト起動後延々待たされ(10分以上)、各操作も毎回「固まったのでは?」と思うほどでしたが今回は
デスクトップと殆ど変わらないレスポンスで操作できました。
処理時間は確かに「遅い」ですがこの程度なら「我慢できる範囲」です。


ただ、2つの検証で気になる部分が在ります、それはCPU使用率のグラフ(左上のデカいグラフ)、
後半「カクっと」下がっているのは処理が終わったところです。
PCのCPUは動作クロックに従い処理(計算)を進めます、動作クロックが大きい(早い)程、処理能力が
高い訳ですが、CPU使用率とは? これはCPUの定格(最大)動作クロックに対しどの程度(クロック数)で
動いているかをグラフ化しています、昔のPCはCPUの動作クロックは固定されていましたが、ノートPC
が市場を席捲するにつれ、ユーザーが操作していない間もフルスピードでCPUを動かしたのでは電池の消耗が
激しいので(また発熱も大きい)、使用状況に合わせてCPUの動作クロックを変化させる仕組みがのちに
デスクトップでも主流になりました、脱線しましたが今回の動画処理は本来CPUをフルスピードで動かしたい
処理ですが、ノートPCではCPU使用率を90%以上を維持していますが、デスクトップでは処理開始時は100%付近
でしたが、処理開始1分以後段々下がり終了間際では80%以下まで下がっています、これは推測ですが高負荷の
処理が続きCPUの発熱が危険レベルに成ったためシステム(CPUかマザーボード側か知らんが)の判断で
動作クロックを下げて発熱を抑えているようです。

ここで嘗ての自作PCオタクの虫がウズいてきます、「冷却が足らんならより冷やせば能力UP?」
昔(25~20年前あたりか?)の自作PC黄金時代は自作PCの動作条件(CPUやメモリの動作クロック数や動作電圧まで)は
ユーザーが自由に調整することができ(そういうマザーボードが大人気)、その当時定格300Mhzで動作のCPUを400、450
や500Mhzで動作させ市場に存在しない性能のベンチマーク結果を得る事で自作PCオタクの満足させていたのか?
当時のCPU高速動作のキモは冷却と高電圧駆動の2本立てで、冷却が足りないと「暴走」するだけですが高電圧が限界
を超えると高価なCPUがオシャカに成るので貧乏人には辛い、またまた脱線しましたが現在は昔のような力業は
ユーザーに与えられていませんので、冷却を考えてみます。
当時のCPU冷却方法は信じがたいレベルで、CPUを氷点下まで下げる事も珍しくありません、(PC雑誌には具体記事満載)
私もエアコン並みのコンプレッサーとフロン媒体を組み合わせた冷却システムで-30度以下迄CPUを冷却して定格450Mhz
のCPUを1G付近で駆動した事も在りました、この辺りのユーザーは実用的なPCの動作は求めておらず、起動後ベンチマーク
を動かしてぶっ飛んだ数値が出ればそれでよし! なんですね~(^^;

さてさて脱線しまくりですが話を戻して、今回は実用的なCPUの冷却強化です。
CPUの冷却にはヒートシンクと言われるヒダヒダのアルミ(高級品は銅)製の金属とファンを組み合わせます
昔であれば「αクーラー」が定番でしたが、新規に購入する気も沸かないので、以前の(雑品)デスクトップ
のヒートシンクを外してみる・・今使っているデスクトップPCのヒートシンクが左側で頼りない感じ
右側は厚みも倍ほど在り中心部は熱伝導率が良い銅製で見るからに冷えそうです(ウズウズ)
ただ、見た目は同じ取り付け方法に見えますが取り付け穴の寸法が2mmほど違います。


試しにロック部品を外して載せてみましたが、やはり合わない・・・無理矢理でも無理っぽい(壊すと・・・)



この程度なら棒やすりでギコギコ広げるのが定番ですが、既にアルコールが入っている私は・・・


面倒なのでディスクカッターで4か所ともざっくり・・(^^;
これがだめでも元サヤに戻るだけだし、と。


さてマザーボードに取り付け、あっさり取り付け終了、Win10も何事も無かったように起動します。


しばし、いくつかソフトを動かして問題なさそうなので2枚目の画像と同じ動画の処理を全く同じ設定で処理開始、
処理開始から終了間際までCPU使用率100%付近を維持して終了、処理時間も前回の6分33秒に対し2割程度
短い5分25秒にて終了、正直これほど差が出るとは予想していなかったので驚いています。


ただ普段のPCの動作時には全く感じることの無い(アイドリングだし!)事ですので、
参考と自作PCオタクはこんなんやで~

それでは~
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2 コメント

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Unknown (けんたな)
2022-05-23 04:18:54
冷却って数値にしっかり跳ね返るほど効果があるんですね。そう考えると何か生き物っぽい気がします。
気温の変化などでも微妙に能力変わるんでしょうね。バッテリーなんかは気温が低いと全然ダメになりますが・・・
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Unknown (M.カトー)
2022-05-23 19:36:54
けんたなさん、こんばんは。

>気温の変化などでも微妙に
いやいや、適当に組み立てたガレージキットでなら仕方ないですが、完成状態で販売する訳ですから、せめて1時間くらいはフルスピードを維持できるようセッティングしといて欲しいですね~。

あと、この冷却ファンは風が最初にあたる部分に結構ホコリが溜まりやすく、だんだん冷えなくなりファンの方もCPUの過熱に応じて回転が上がるので、新品の頃は静かだったPCも数年経つと「ブーン」と喧しくなります、デスクトップは比較的掃除しやすいですが、ノートは気合が要ります(壊すリスク大)
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