北海道でのんびり船釣り

北海道札幌近郊の海でカヤック釣~リングを楽しむ。

マグロ用ルアー作り4

2024-08-11 12:37:20 | マグロルアー
皆さんこんにちは、M.カトーです。 
 
週末自分が故障して寝込んでいましたが、何とか動けるように成り今からでは釣りにも
行けないので、作りかけのマグロ用ルアーでも作りますかね~
 
その前に既に出来上がっている物検証、気に入らない部分は多々在りますが、この後の工程で改善
出来る部分について。
 
これはホロ張り部分の拡大画像ですが、3Dプリンタで本体を作った時の「積層痕」が
盛大に残っているため、アップで見るとかなり見苦しい!(サンドペーパー程度では消せない)
実用上は何の問題も無いですが、気分の問題ですね。
 
 
と言う事でこれを消すための工程を追加するべく、プラサフを用意します。
こちらは自動車板金などに使う物で中間業者が小分け売りしています。
ま~毎度の事ですが「硬化系」は配合が面倒ですね、おまけに一旦混ぜると保存ができないので
使い切る必要も在り手間が掛かります、その代わり「乾燥系」には無い利点が在る訳ですが。
 
因みに乾燥系はこのような蓋つき密閉容器に詰めて何時でも「どぶ付け」できるように保存
してあります。(左の黒い容器内は光が当たると固まる素材)取り扱いは簡単。
マグロ用ルアーが1個出来上がるまでこの4種を使います(「どぶ付け」は楽)
 
プラサフの方は自動車板金用なので硬化速度が速く、余り多く作ると使い切る前に固まり始め
ますので少しだけ作ってとっとと塗ります(時間が無いので途中画像無し)
塗り終わったイメージはこちらで3個塗った所でプラサフ使い切り、一旦終了。
 
こちらは今回の前に試験的に1個だけ塗っていた物でペーパー仕上げ後にホロ張りが終わった所
の出来立てホヤホヤ。
 
まだ完全には消えていませんが、ま~この程度なら暫くは文句無しかな?(暫くとは?)
他にも不細工な部分は在りますが、前工程でないと対策できないので次に新しく作るなら
考えるとします。
 
この後の塗装~トップコートに付いては一応満足域なのでこのまま行くとしましょう。
にしてもこのルアー、製作工程が多すぎて(次はまだ増える?)再び作る時に作り方覚えているか
自信が無いですな~(メモれよ!)
 
それでは~
 
コメント (4)
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マグロ用ルアー作り3

2024-04-03 22:22:01 | マグロルアー
皆さん、こんばんはM.カトーです。

前回最終工程で罠に嵌まって仕切り直しでしたが、本日めでたく完成しました。(^^ノ(ひとまず5個だけ)
長かった気もするし、あっと言う間だったかもしれませんが、何とかここまで来ました。


記事を見て下さった方はご存じかと思いますが、完成したルアー(トップウォータープラグ)のおさらい
をしておきます。

最初は移動式バラスト、市販品では当たり前の装備ですが手作りでは敷居が上がります、また最近の市販品では
磁石やバネを使い工夫された物も在りますが、私はあえて入れませんでした、理由はだだ入れれば済む問題ではない
からです、有効に動作させるためには膨大なテストや試行錯誤が求められます。(終了。)

話を戻して内部はこんな感じでアイの連結シャフト内をバラストが移動します。
こちらはキャスト~着水時の状態、試作品ではキャスト時は1度もルアーは横を向かず真っ直ぐ飛んでいきました。
比較するルアーを持っていないので飛距離の差は不明です。


そしてこちらはバラストが前に移動した状態、ロッドアクションによりバラストの位置をコントロールする事で
色々なアクションが演出できます。


こちらは「ホッパー」タイプに装備で、小魚が逃げる時の飛沫を演出? シマノさんの様なポップ音が出るかは
不明ですが。殆ど「潮吹き」ですね(^^;


そしてこちらは実現に半年を要したシマノさんの伝家の宝刀「フラッシュブースト 」動いている状態は以前
何度かUPしているので省略(^^;
さて、このひらひらがどの程度魚を引き寄せるのか?
因みに私が調べた範囲ではこの「フラッシュブースト 」を実現した自作ルアーは見当たりませんでした。
追伸:休み時間にネット検索してたら3年前に既に作っていた方が居た様です(^^;


今回、直ぐ試したい事が浮かんだので(フローティングルアーだし!)急いで140mmの方を数点仕上げましたが
近いうちに結果が出ると・・・いいな~て事で。


それでは~
コメント (5)
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マグロ用ルアー作り2

2024-03-30 22:06:52 | マグロルアー
皆さん、こんばんはM.カトーです。

明日は風が強く浮けそうに無いので、週末はマグロルアーの仕上げ工程に勤しむとします。

制作中のマグロ用ルアーは下処理はほぼ終了しており(途中の物も在る)次はホログラム貼り~
塗装~トップコートですがホロ貼りに悩んでいました。
現在ホロ貼りは2種類が在りますが試作品で行ったシールタイプは”飽きている”のでやりたくない、
熱転写は? ジグと違い作業手準が確立していない(ジグと同じ手法は不可能)
結局熱転写で行う事に(過去には ン100万掛けた趣味も飽きた事であっさり辞めた事も)
私にとっては「飽きる」は最強、仕事もこの性でコ〇ミも退社、でも後悔は無いですね。
また脱線しましたが、熱転写で行くと言ってもジグとは条件が違うので色々苦労します。

テストを繰り返しこんな感じに「ま~これで行けるかな?」、こちらは練習用


先ずは固定用台座(お約束の自作)に全面にノリを塗ったルアーを固定します。
リフレクターの透明部はマスキングしてあります。


ここに片面分のホロシートを固定、ホロシートはとってもペラペラで、直ぐ予定外の所にくっ付くので。


端から順に切り込みを入れて貼り付けていきます。


ホロ貼りができたら100℃位に温めたシートに押し付けて”コロコロ”します(ホロを曲面に馴染ませる)


それが終わったら保護シートを剝がします(よく見えない~)


透明部のマスキングを剥がします。


これでホロ貼が終了。


次は塗装、作業はジグと同じなので詳細はパス(^^;


ネーミング部も良きかな? 一々名前考えるのが面倒なのでメーカーの名前拝借(^^;
ブランド名は流石にね~
立体物にプリントするのは何気に難しい、無尽蔵に資金が有ればどうと言う事も無い事が工夫を要します。


と、やっとの事で最後のコーテングだったのですが、ここで予定外のトラブル発生、この3個はゴミか?
ま~釣りに使う上では問題無く使えるでしょうが、どーしましょうか?(使いたいと思えない)
説明もめんどーなので省きますが、完全に「失敗」です。


明日からまた対策検討(だり~な~)

それでは~
コメント (2)
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マグロ用ルアー作り

2024-03-03 20:09:26 | マグロルアー
皆さん、こんばんはM.カトーです。

今日は風強めで釣行お休み、3週連続で大漁でしたので今日はのんびりマグロ用ルアー作りを進めます。

でもこのルアー(トップウオータープラグ)制作工程が多くて中々進みませんね~
こちらは3Dプリンターで出来たばかりのボデイとバラスト、この後ステンレス線のアイ等組み込んで張り合わせます。


こちらが張り合わせ接着剤乾き待ちの光景、このまま1日放置します。
張り合わせ固定に都合が良いのでこの時点では「サポート」は残しておきます。


次は「サポート」を取り除き、透明部品の取り付け準備のため、取り付け溝の整形(サポートのゴミが残っている)


透明部品側にも「サポート」が有るためボデイと上手く結合出来るように整形します。
プラモデルの様に簡単には、嵌まりません(^^;


こちらはボデイと透明部品の結合部整形が終わり、次の工程待ち。
同じボデイでも結合部が微妙に異なるため、バラバラにすると違う組み合わせでは合わなく成る可能性アリ
のでセットで待機。


こちらは透明部品内にリフレクターをセット(保持部品の接着)している所、とっても神経を使うので
1日1個しか作りたくない(他の工程も有るし)横に相棒のボデイを置いとかないと直ぐにどれだか判らなく
成ります(作業場は腐海そのもの(^^;)


こちらはリフレクター付き透明部品をボデイに接着済みで仕上げのサンディング(ペーパー掛け)待ち


で、こちらがペーパー掛けの終了したホロ貼り塗装待ちのボデイ、継ぎ目の段差を消すため透明部品にも
ペーパー掛けしていますのですりガラス状ですが最後のコーティング後には透明に(成る筈)


所で私は何個作っているんだ?実は本人もよく判っていない(^^;
途中で欠陥品が判ると切れて破壊(本人もケガしたり)する事もあり、多分このまま順調に行けば25~26個
位出来上がると思います。

内訳は3種のモデルがそれぞれ2サイズ有り全て4~5個って辺り。

こちらは最初に作り始めたモデルで試作品で見事2回マグロを掛けましたが見事逃げられました(^^;
シマノさんの「オシア ヘッドディップ 175F」を参考に175mmと140mmの2種を作成中
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/lure/offshorelure/topwater/a155f00000c5d0oqav_p.html


試作品2,3号機はこんな感じです。


次のモデルはシマノさんの「オシア ボムディップ 170F 」を参考に170mmと140mmの2種を作成中
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/lure/offshorelure/topwater/a155f00000c6dchqav.html


次のモデルはシマノさんの「オシア バブルディップ 220F 」を参考に220mmと180mmの2種を作成中
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/lure/offshorelure/topwater/a155f00000c5czyqav.html


所でマグロ用ルアーの出番は6月以降でまだ時間が有り、まったり作業を進めていますが、ジグの方は今出番でありジグ作りは
夏場はしたくないので、今年分をとっとと作る必要が在り割り込みで作成、60gと130gメインで急いで作ります。
前回新しく作った(75g)もいくつか追加


ただジグ作りは若干飽き気味(^^;
新鮮な要素が要るって事で新しい型を作成、以前なら1か月掛かっていた新モデル作成も今は2日で出来上がる(·o·)
模型(型取りモデル)が存在しない処から「型」を作り出せるというのは画期的な手法でこれが個人で出来る時代か、
今回は新デザインで100gと150g(予定)を作成、早速鉛を流し込んで見る。


100gの方は惜しい! でも今までの中では最も近くこれなら型の抑え具合のさじ加減でどうにもなる範囲。


150gもかなり近い、所でこの新モデル メジャークラフトのジグパラショートでは?
ま、参考にするのは自由って事で(^^;


とりあえず本家に存在しない100gと150gを11個程作って近いうちに試してみます。


で、挙げてきた実在のモデルは私は1つも購入しておらず「これ、いいな~」て感じで参考にしています、
つまり現物からの型取り等は行っていませんので、販売も可能かと思いますが如何せん本人が全くその気が無いので
悪しからず(^^;

新しいモデルは出来次第順次使ってみて釣果報告したいと思います。

それでは~
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ルアー作成(透明部品作製)

2024-01-21 20:40:52 | マグロルアー
皆さんこんばんは、M.カトーです。

年末辺りからマグロ用トップウオータープラグの、リフレクタ部透明カバー作成失敗の連続で
醜態を晒していた訳ですが、新しい3Dプリンター導入で事態の打開は成るのか?

こちらはテストプリントした物を左から「洗浄して2次硬化のみ」、「更にクリアラッカーでどぶ付けコート」
、「洗浄せず2次硬化」。
作業手間的には右が楽で良いのですが、どうしても剥す時にゴミが着く事が多く綺麗に成らない。
手間は掛かるが2番目がベターか?


とリあえずプリントデータは固まったので本番データをプリント、・・今までとは別次元の仕上がり具合で、
フィギア好きが選ぶ理由が良く解ります、ですが不満が2点程、少し黄色い(黄ばんでいる)と凹凸が有る。


黄ばみはレジンの問題なので後に回して、凹凸はモデルデザイン時の問題、3Dモデルは全て3画(ポリゴン)の
集合体で形成され、「曲面」は存在しません、こちらはプリントしたデータを見やすくした物ですがポリゴンの
1辺は凡そ4mm程度、全体的には曲面ですが細部の凹凸がはっきり判るのはさすが最新型。
さて、これを改善する術は?


元の3DCAD上では”曲面”は存在しますが、3Dデータとして渡される時点で、変換(ポリゴン化
私はFreeCADを使い始めて1年足らず、まだ機能の1割も理解していないかもしれません、基本デフォルト設定で
使っていましたが「設定」を開くと、専門用語だらけで見るからに「一見さんお断り!」(^^;
3日掛かって分解能を上げる方法を見つけて解像度100倍に上げたデータが右(左はデフォルト)
これは3Dを超えて「レイトレーシング」の世界、データの変換時間も数秒から数十分へ。


そして新しいデータでプリントしたのはこちら、凄い仕上がりかな?と。(ジャギーが全く見えない)
黄ばみの問題はレジンの種類を変更(こちらも別の問題を抱えている)で対応
 

これでいよいよ本番の物作りに入れます、早速量産開始でLCDプリンターはzサイズ(縦サイズ)が同じなら
幾ら同時に作っても制作時間は変わらないのでここは嬉しいですね。(材料消費量は比例する)
FDMプリンターでは複数同時制作は糸引きや失敗率増加でいい事無しです(ヘッド移動分で余計に時間増し)
これを壊さないように(直ぐ割れる)剥してIPAで洗浄して・・


乾燥・・乾燥機は作っていないのでプリンターの保温庫で乾燥(^^;


次に2次硬化、最初の物は時間が長すぎたためか黄ばんでしまい、バリを切る時に割れてしまいました(出力強すぎ?)


リフレクタと部品を取り付けてこんな感じ、長かった~物凄い浪費の末ここ迄来ました、後少しで完成です(^^;


しかしながらLCDプリンターは私の性格に合っていないと感じました、FDMプリンターは使っていて楽しく
ずぼらな私にもサクサク仕事をしてくれます、直ぐ壊れて迷惑かけてきますがそこが可愛い(^^;
記事を書いている間も横で職場で使う材料を作っています。
LCDプリンターは造形精度が桁違いの優等生ですが、扱いは気を使います「手軽に物作り」には向きません。
材料のレジンも高価な上取り扱いに手間が要ります(FDMも似たような物か?)、おまけに直ぐ割れる(^^;


して洗浄に使うIPA(イソプロピルアルコール)はとっても臭い!
最初IPAって何?と思いましたが、匂いで一発、注射される時の消毒のあれでした、価格は私が飲んでいる日本酒の
倍もして匂い嗅いでいるだけで酔っぱらって更に気持ち悪くなります(^^;


さあこれで透明部品の目途が着きましたので、他のトップウオータープラグも追々作って行きたいと思います。
それでは~(何時になったら釣りに行く?)
コメント (2)
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