北海道でのんびり船釣り

北海道札幌近郊の海でカヤック釣~リングを楽しむ。

もう1つのドライブ(新ユニット)

2022-11-13 22:15:07 | 3号艇専用船外機
皆さん、こんにちは、M.カトーです。

今週は土日とも風が強く釣行は諦め、部屋で「何しようか?」と悶々していると「ピンポ~ン」と
こんなのが届きました、そうだった先日酔った勢いでポチっていたんだ(^^;
ヤフオクで丁度興味が湧いていた商品が出品されていたので、入札したらあっさり落札されていた。(かなり安値)


こちらは2馬力の船外機で既にある改造船外機と異母兄弟的な代物、違いは改造船外機は「2スト」に対し
こちらは「4スト」である事、以前の物は騒音が半端なく、かなりの苦痛でしたので4ストなら(少しは)
静かなのではと・・・「で、また作るのか?」
そこです、前に書いた通り「異母兄弟的」でクラッチから下(ドライブ部分)が同じ構造で、どうもエンジン部
と仕事をするドライブ部分のつなぎ目を統一「仕様、規格?」して組み合わせの自由度を持たせている?
成らば無改造で換装(エンジン変更)が可能? ただ、この部分数種類在るようなので今回は「勝負!」ですね。


早速完成しているテキーラ用の改造船外機からエンジン部を取り外し、各部を比較します。
エンジンを眺めてみますと(左が4スト)結構大きいですが、幅は殆ど同じですから、交換は可能かと。
馬力は何れも2馬力で排気量は4スト53.2cc、2スト52ccでほぼ同じ。
何方もこの排気量ならちょっといじれば3~4馬力位には簡単にできそうですが、それは別の問題を生む訳ですね。


次はクラッチ接続部(左が4スト)クラッチその物に若干違い(エンジンシャフトの張り出しが原因か?)が在
りますがつながる部分は全く同じ。


クラッチドラム部分、どうやら作っている「工場?」所が違うのかデザインが少し違いますが、
つながる部分はやはり同じ。
ケースもデザインが少し違いますが、利用は可能な気がします。
ケースとドラムは分解に少しばかり悩む構造(特殊工具必要)なので、ドラム交換はケースごとの方が楽
(ネジ1本外すだけ)です。


スロットル部分は改造船外機側はカヤック様に改造していますが、元は全く同じものです(念のため
)ただ細かい部品の「形等」に差が在りますのでやはり作っている所は違うのか?
キルスイッチは一般的な物ですが、スロットルを放しても戻らない構造ですから乗りてが落水すると
船は何処かに走り去ってしまうのでは?(過去の死亡事故記事にはそれらしい事例も見られる)
私は水上バイク等に付いている「ハーネスが外れるとエンジンが止まる物」を付けていますが、
この手の船外機には標準装備にして欲しいですね(激安品には無理な相談か?)


さて、互換性を確認した所でエンジン換装(マシンハヤブサのV1、V2エンジンを思い出す)
30分程で換装完了、オイル入れて外でテスト運転してみました。
普通の「音」、例えるなら(北海道だと)ホーム除雪機のエンジン音程度でこれなら積極的に使いたくなります。
振動も前の2ストより格段に静かで、安心感が全然違います。
今後どうしよ~~~(すごく悩む)
偶に傷は少し重い(2kg程重量増し)事ですかね、さてV3以降のエンジンは登場するのか?(パワーUP出来ないでしょ)


酔狂なM.カトーでした。
それでは~
コメント (4)
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もう1つのドライブ(使用後点検)

2022-10-18 00:44:56 | 3号艇専用船外機
皆さんこんばんは。

今後何時出番が在るか判りませんが、改造箇所を重点的に使用後点検してみます。
まだ13時間程度、40kmそこそこの走行距離ですがこの程度で異常が見つかれば、即お蔵入りですね。


分解に際しては使用時に持ち歩いている工具セットだけで行います、つまり海上でもここ迄分解できる訳ですが
絶対やりたくないですね(^^;
この工具セットは船外機に同梱されていた工具に私がペンチ2種とドライバーセットを追加したものです、


最初にエンジン部を降ろしてクラッチ周りを点検、ここは改造箇所では無いですがシャフト点検のため分解の
必要が在ります。
112dBて騒音だろか? だとしたら凄まじい爆音ですよね?



次はクラッチカバー? を外してプロペラシャフトを抜きとります。


今回一番確認したかった改造部品のプロペラシャフトで、改造と言っても切り詰めて溶接しただけですが
これは結構常識はずれな行為で、本来は片側を切り落としてスプラインを切りなおすのが正しい改造?
かと思いますが、自信が無かったので切って繋ぐ方を行いましたが「自己責任」の頂点的改造かも?


で、シャフトにゆがみ(曲り)が無いかを確認します、鋼線2本の上にのせてコロコロ転がすと、
ゆがみ(曲り)が在ると直ぐ判ります、今回は異状なくまた溶接個所にも亀裂等も無く、正常。


次は最も時間が掛ったスクリューですが、この手法では制作2,3日程だったんですけども(^^;
こちらもかなり切れてる改造(スクリューぶった切りです)ですが貼り合わせた部分に一片の異常も在り
ませんでした我ながらですが信じがたいです、この改造は自分で行っときながらですが他の人に頼まれても
絶対しません!(きっぱり)こんなんで沖を走り回る私は異状かも? (^^;


貼り合わせ部のシャーピン溝がズレて見えますが、これはオリジナルの型がいい加減な作りな為(シャフト穴
はピタリと合っている)1個千円そこそこのスクリューですからね。
取り付け時のシャーピンの位置は貼り合わせた溝は危険なのでもう一つの方を使います。


今回、以後に使用するための安心材料としてバラしてみましたが、以外にも異常は無かったですね~(^^;
これが私なりの「リスクマネジメント」であり「信頼の構築」ですかね。

それでは~
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もう1つのドライブ(10)

2022-10-02 15:48:31 | 3号艇専用船外機
皆さん、こんにちは。

永らくお蔵入り状態の「もう1つのドライブ」(テキーラ改専用船外機)が本日完成、
とはいえスクリュー以外は1年以上前に出来ていたのですが、スクリュー制作に躓き
危なくお蔵入りに成る所、既成のスクリューを改造して2枚羽にする事で本日めでたく完成(^^;



所で「何故に2枚羽が必要?」と質問も受けたりしましたが、これはテキーラ改のドライブ穴の仕様に起因します。
このように穴が細長く(幅8cm程)でドライブ装着時はスクリューを縦にして挿入します。


で、3枚羽スクリューではどう頑張ってもこの穴を通ってくれないのです、ここが1年遅延した理由
というより、私が本気で取り組んでいなかった(^^; のが本当の理由・・・カモ!



撤収時にドライブを引き上げる時も、スクリューを縦にしておかないと、引っかかって回収できないので
上から細長い作業棒でスクリューを縦にします、足漕ぎの場合はペダルを動かして縦に出来るんですけどね。





ドライブをセットした状態で乗ってみる、上手く収まっている?
足漕ぎドライブは釣り中にペダルがよろよろ回って足が挟まったりしますが、こちらはそれは無い代わりに
足元が若干窮屈です(ここは仕方がないか?)
エンジンが目の前に鎮座していますが、これはこれで始動や給油が楽です、カヤックは乗り込むとゴムボ
の様に船上で移動は殆どできないので、ずぼらな私にピッタリ(^^;



アクセルはロッドホルダーの取り付けネジ穴にセット(左右どちらでも)



横から見たフォルムはこんな感じ、少し離れればエンジンが付いている様には見えない?



足漕ぎドライブと並べてみる、2馬力船外機としては結構コンパクト?


所で本日公園の草刈り後に、ちょこっと浮いてきました(カメラを忘れて一切撮影してない(^^;)
台に乗せて、空でエンジンを回すと「バラバラに成るのでは?」と思われましたが、水に浮いた状態では
結構安定していて(やっぱりうるさいですが)しっかりエンジンボートの佇まいで、不安もなく20分程
走り回り、各部を点検~異常無し(マジ?)力業で張り合わせた2枚羽スクリューは全く問題なく、
足漕ぎドライブを上回るパワフルな推進力を出してくれました。

最高速度は(所詮2馬力ですが)11km/hを少し超えた程度で足漕ぎの巡航速度のおよそ2倍といった所、
でもこの速度は2号艇+足漕ぎドライブの最高速とほぼ同じ(足漕ぎでは1分も持たないですが)
やっぱテキーラ遅し!

因みに2号艇にもこのエンジンドライブは装着可能(足漕ぎドライブコンパチですから)ですが、
その場合は船検と船舶免許が必要ですね~(船舶免許はともかく船検は無理でしょ?)
テキーラは船長が3m未満の為2馬力未満の船外機なら付けても、船検と船舶免許不要のミニボート(船舶では無い)
に成ります。

区切りが付いたのでカテゴリーを分けました、実に2年以上掛かっていましたね、よく完成できたと思います。

来週海が穏やかでしたら、1度使ってみたいと思います。
それでは~
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もう1つのドライブ(9)

2022-09-25 12:26:35 | 3号艇専用船外機
皆さん,こんにちは、M.カトーです。

なんとも1年近くシカトしていたネタを更新、(もう忘れていた?)ドライブ(エンジン回り)は
既に完成しているもスクリューで暗礁に乗り上げ中で、とりあえずプランAはここ迄地道に進むも
この先・・・(何時に成ったら出来上がるねん!)
2枚羽タイプのスクリューはエレキモーター(しかも1馬力未満)用しか無い様でいくら探しても
出てこない。


それに材質がFRPと言うのも・・・(何を今更!)
因みに右にある物は型を作るための型取りモデルであり、これはスクリューとしては全く使えません(^^;


他にも疑念が在り、何とも手が進まない・・・・
既存の物はスクリューとして完成された物ですから、これを使って(これをそのまま使うのはプランC)・・
2枚羽スクリューに・・・


ここで発想は誰でも直ぐ浮かぶと思うのですが、試すとなると「無理だろ!」となると思いますが、
現在進行中のプランBですね、3枚羽スクリュー2個を真っ二つにして張り合わせる!


我ながら神がかり的加工!(いやいやオツムが壊れているだけ!)、
後はアロンアルファで付けるだけや!(絶対無理!)


残り作業はボルトで固定する穴(と、ねじ切り)を開けるだけですが、正確に穴あけするための固定台座
(穴あけ中、切断面を水平にキープする台)を作る必要が在りますが、早ければ来週にも
テスト出来るかも?
と思いましたが来週末は町内会の草刈りだよな~(午後からテスト浮き?)


それでは~
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もう1つのドライブ(8)

2020-11-14 17:12:20 | 3号艇専用船外機
皆さんこんばんは、M.カトーです。

いよいよ型を組み立てFRPを流し込みます、6時間後どうなる事やら・・・



6時間後・・残っていたFRP(100cc程)ですが、硬化時の異常発熱で変色変質、さらにヒビまで入っています
これが核燃料ならメルトダウン状態になるのかな? この手の硬化型素材はまとめると危険ですね。



予め少量(20cc程)分けて置いた物は正常硬化していました。
今回は硬化剤の比率は標準の1%にしたのですが、多かったかな?



型を剥がしていきますが、結構ホカホカに成っています、割れていませんように・・・



”おぎゃー”
生まれたての赤ん坊のイメージ?



ん~割れてはいませんでしたが型がはがれやすいように塗った塗料が、FRPの薄い部分の硬化を阻害した様で
端っこがチジれてしまいました、30点ですね(^^;
如何しようかな~ 明日積丹の沖で少し考えます


それでは~

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