TIME IS ON MY SIDE

シンガポールは今日も暑いなあ。

デトロイトメタルシティ。

2009-04-06 | 本、映画、音楽
日本映画のシンガ公開は、日本公開から
ずいぶんたってから、の事が多いです。

なので、私が映画の感想を書くと、日本の皆様は
「ふ、古いなあ」とおそらく思われる事でしょう。

そんなわけで今頃「デトロイトメタルシティ」です。(笑)
ここにも時々遊びに来て下さるAkiko様の映画レビューを拝見し、
とても気になっていたので。

いやあ、面白かったです。よくできた映画ですね…
笑えるシーンの連続に大爆笑、だけどホロリと涙を誘われる
場面もあり、本当に見終わって気分爽快という感じでした。

会場のシンガポーリアンたちも、皆さん大・大・大爆笑。


(↑「Death Note,L changes the world」とのコピーがあります。確かに!)

それにしても松山ケンイチさんって、すごい俳優さんですね。
ご覧になった方はよくご存知かと思いますが、

彼の演じる純朴な大分青年・根岸くんの、キュートでちょっとキモい
キャラと、デスメタルバンド・DMCのカリスマヴォーカル・クラウザー
としてのキレぶり、さらにそのナイーヴな内面での葛藤は、ホントに
見事な演技力というか、怪演でした。(爆笑)

とにかく映画でこんなに大笑いしたのは、本当に久しぶり。
夫も「もう1回行きたいくらいやな」と大絶賛でした。
それにしても母国語でストレートに内容が伝わって来るのって、
幸せだなあ~。(泣)

言葉といえば…根岸くんのお母さんが「地獄から来られた」と
クラウザーさんを紹介されて「へええ~四国から?」と勘違いする
セリフが英語字幕で「from Australia?」となっていたり、

根岸家の皆さんが「クラちゃん」と呼びかけるプリティさが
「Santa Claus」と表現されていたりして、それも笑えました。

しかし今も根岸くんの歌うあの「恋がなんちゃら…」とか
「チーズタルトがなんちゃら…」という、キュートで甘~い曲が
頭をまわり、DMCの追っかけファンのように苦しんでいます。(笑)