《生活するといいことはとにかく大変なことだから、
あきらめてしまって引きこもったり、
あれこれ助けてもらい、代わりをやってもらえば、
楽になるに決まっている。
もう格闘しなくてすむのだから。
しかし、そうしてしまうと、
私たちの機能は日ごとに失われていく。
私たちが物事を覚えているためには、
常に行動や思考をくり返していなければならないのだ。
引きこもってしまえば
毎日まだ自分にできることを思い出すのはもっと大変になる》
とクリスティーンさんは書いておられます。
『私は私になっていく』(クリエイツかもがわ)P131
ごく簡単なこと・・・例えば、
風呂の掃除をとっても、
その日の体調でやりたくない・・・と
思うことがあります。
逆に・・・
鼻歌まじりで満足することもあります。
私が「風呂を洗う・・・」ことに、
なんとなく嫌に感じるときは私が疲れているときです。
洗剤を付けずに洗ったり、
仕上げのシャワーが水であるべきところを
お湯であったりします。
そんな間違いをするからと言って・・・私は
その作業をやめたくありません。
私が・・・出来にくくなったからと言って・・・
簡単に放棄はしたくありません。
私は・・・今「蟄居」していますが・・・
後ろ向きの姿勢でではありません。
ブログに書く。
「もの忘れネットカフェ」に書く。
「読書会」に書く。・・・ことで、
ぼんやりしてはおれません。
そういう・・・一風変わった認知症患者です。
お前・・・本当に「認知症か?」
と聞かれることもありますが・・・
中期のイメージで私を見てもらっては困ります。
早期発見された認知症患者には・・・
私のような患者がいることを知っていただきたいのです。
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「この病に負けてたまるか」
「簡単に屈しないぞ」
でしょうか。
ご本人が思いを綴ってくださることで今認知症とかかわっている多くの方の目から鱗が落ちていると思います。
また、水木様と同じ病を告知された方に大きな勇気を与えているでしょう。
多くの方が自分流で自分らしい生活を継続されますように!
いつも励ましていただきありがとうございます。
なんとか・・・ここまで来ています。
「この病」に負けてたまるか・・・という言葉迫力ありますね。
でも・・・弱虫な私にはほんとうのところ・・・重いです。
でも・・・
こうして書くことで何らかのお役にたてたらと思っています。
このブログの中にもそういう方が登場される日は近いのではと・・・感じています。
あたたかく見守ってくださいますようお願いいたします。