秋が深まる軽井沢から 車で・・1時間半くらいだろうか
近づく冬を前に静かな景観を楽しめる 蓼科牧場、白樺湖、女神湖なんかの
観光スポットを通過して このところ軽井沢と同じように都心からの注目が高い
八ヶ岳山麓、茅野市にある 「 尖石(とがりいし)縄文考古館 」
前にここで 長野県内では この10件が 「 国宝 」に指定されていて
【長野市】善光寺本堂
【上田市】安楽寺八角三重塔
【青木村】大法寺三重塔
【大町市】仁科神明宮本殿・中門
【松本市】松本城天守 5棟(天守・乾小天守・渡櫓・辰巳付櫓・月見櫓)
【松本市】旧開智学校
【諏訪市】楽焼白片身変茶碗 銘不二山 光悦作
【諏訪市】紙本墨画寒山図
【茅野市】土偶 長野県棚畑遺跡出土 (通称 縄文のビーナス)
【茅野市】土偶 長野県中ツ原遺跡出土 (通称 仮面の女神)
ご覧の通り この茅野市の土偶2点が 国宝なんだ
それが 「 尖石(とがりいし)縄文考古館 」にあって 新型コロナの蔓延でこれまでの様に
団体バスや学童・生徒などの研修、見学は減っているものの 見学者が絶えない
軽井沢と同じように 紅葉は終盤を迎えているけれど
ここは八ヶ岳山麓の南側斜面にあたる場所に広がった 縄文遺跡が存在したその場所に
造られた公園型博物館でもあるので園内には 祭神として祀られた「 尖石(とがりいし) 」の社やら
発掘跡を保存された住居址、復元された 竪穴住居には中に入って見ることも出来る
土器、石器、土偶・・などと聞くと 最初から無機質な大昔の時代のカケラを想像して
「 面白いの?それ・・ 」 とか言いそうな人もいるだろうけれど
アート、生命力、万年単位の大昔、文字通り原始的な暮らし、社会の中で産み出され
途方もない歳月を経て 展示された大小さまざまな 「 文化財 」「 宝 」を目にすると
現代社会を席巻している 新型コロナの不気味さにおびえる日常を
改めて考えなおすきっかけや勇気になりそうな気もするんだな・・
国宝に指定されている 「 土偶 」のうちの 「 仮面の女神 」様は 神々しいほどの迫力で
堂々と 見学者を迎え、そのため息を誘っていたけれど
「 縄文のヴィーナス 」様は その超人気のため 県外他施設貸出中とのことで レプリカ展示中
「 国宝 」でなくとも 館内展示中の縄文時代のお宝は 見ごたえ十分だと思うけれど
2点とも観覧できる機会は 僅からしいから お出かけ前に確認して見てね
道路の凍結が心配ない時期に お出かけする方がいいと思うよ
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