軽井沢のいろいろ~♪ 軽井沢で静かに暮らす 深山のイノシシ があれこれ見たこと聞いたこと

軽井沢に静かに暮らす深山のイノシシが 軽井沢の春夏秋冬 今昔、あれこれ・・ 見たまま聞いたまま書いてるよ

 軽井沢のいろいろ 軽井沢にも 「 用水 」 が・・

2018-08-15 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

 今日の軽井沢も 暑くなったね・・    

 このあいだ ここでお話した 湧水( お水端とも呼ばれている 御膳水のお話) や 川や池や湖 それに 滝なんかも 

  水と聞いただけでも 暑さが癒されるような気がするけれど    みなさん 「世界かんがい施設遺産」 って知ってましたか?

 軽井沢のお隣   佐久市にある 「五郎兵衛(ごろべえ)用水」 が それのひとつに選ばれたんだって

 軽井沢周辺のお米やさんや    スーパーマーケットのおコメ売り場で  

   信州佐久(佐久市浅科)の 「五郎兵衛米」 って お米を見かけたことありませんか?

 このお米がとれるようなったのには    江戸時代に築かれたその 「 五郎兵衛用水 」が出来たからで

 その    五郎兵衛用水は、市川五郎兵衛真親(さねちか)(1571〜1665年) と言う人が

 1626(寛永3)年に    小諸藩の許可を得て新田開発を始め、5年ほどかけて整備されたそうなんだ 

 蓼科山山中の湧き水を水源に、特殊な工法や高度な測量技術を駆使したとかで 山にトンネルを開け

 低い土地に盛り土をして水路を築く     ( 「土樋 (つちどい)」「築堰(つきせぎ)」と呼ばれている) などして

 不毛の地と言われた 佐久市浅科に    全長約20キロにわたる用水を引いたものなんだって

 その後の地元の人たちの   尽力や継承も続けられて 今では ブランド米の産地になって 

 今回の 選出の日を迎えたんだ   

 ちなみに    五郎兵衛米(ごろうべいまい)とは、コシヒカリの中でも

 信州佐久の「五郎兵衛用水」の水を使って栽培されたお米    のことをいうんだって 

 軽井沢にも   慶安元年(1648年)前後に小諸藩によって 開かれた 「 御影用水 」があるんだけれど

 小諸の御影新田開発の為だったことや    沿線の稲作が減少傾向なことなどからか

 軽井沢の中では       追分宿の中のせせらぎや遺構、 笑い坂下の温水路などが先に思い浮かぶね

 どちらも 気持ちのいい水辺・・ 散策や 歴史探訪に お出掛けしてみたら?    

 

 

 

コメント (1)
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