市役所の控室より見えた富士山。電線と電柱がなければ
昨日は、総務文教委員会でした。
私は福祉保険委員なので、傍聴席でひたすら傍聴
今回は陳情が9件出されています。
今の国立市は市民の方が多くの問題を感じているということの表れではないでしょうか。陳情はその日の審議事項の最後になっているので、陳情者は時間が読めないので、ただ待っていなくてはなりません。
市民を待たせて「陳情はこりごり・・」と思わせる意図があるかと言いたくなるくらいです。
せめて、あらかじめ陳情の時間を設定するなど、陳情者を必要以上待たせない配慮のできる市議会にしたいと切に思いました。
市議になって、市議会のしきたりが常識とは違う点をよく感じます。
このことを言い出すときりないくらいなので、今夜置いといて、
まずは、昨日のこと。
総務文教委員会では、『市内小学6年生移動教室実施に伴う行先変更に関する陳情』を出された小さなお子様を連れた保護者方々が午前中から待っていました。
10件の条例改正案件にこれまでになく時間がかかり、陳情審議に入ったのは、なんと、18時ころからでした。
傍聴席が保護者などでいっぱいの中、陳情代表者が「日光市は国の除染地域に指定され、国立市の除染基準の4倍の基準です。福島の原発4号機が危険な状態のなか、今も地震が起こっています。何かあれば9時間で放射能がくるとわかっている日光に、安心して子どもたちを送り出せません。大人の都合で子どもたちにリスクを負わせないでください…」と切々と訴えられ、心の奥底にジーンとその深い思いが伝わり、会場はシンと静まりました。
除染が必要な日光に行かないことが、除染を進めることになれば日光の子どもたちにもよいことです。
日光で放射能から子どもたちを守ろうとしている小学生のお父さんからの手紙も読まれました。
「日光を選ばないことが、日光の子どもたちを被曝から守ることにつながる・・」と。
命を守るという観点から意見を求められた市長は「教育は教育委員会に任せている。私の発言は重いから言えない…」と逃げ、教育委員会は「不安解消の説明を行い、4月にまた現地調査をするので変更しない」と答弁。
悪いのは、日光に行かせたくないという親ではなく、安全神話をつくり、原発政策を進めた国、そして東電です。
なのに、市側は、親の不安を除く努力が足りなかったというのには、びっくりしました。
そこに、子どもたちを少しでも安全にという配慮がないのです
自民・公明・民主は、教育委員会が安全と言ってることを理由に不採択。
日本共産党、生活者ネット、みらいのくにたち、みんなの党は採択で委員会では多数で採択されました。
あとは、最終本会議でどうなるか。昨日は黙って観てるしかなかったので、思いをぶつけていきます。
日光市の観光業に影響が出て困るというのは大変なことです。だからと言って、そのつけを子どもたちに払わせるのは変です。
子どもたちは大人の10倍以上、リスクが高いのです。
日光の損失は本来、東電・政府が責任をとるべき!と言っても取らないだろうから、せめて、子育ての終わった大人たちが日光に行けばよいのではと思いました。
この日は、午前中、戦闘状態における避難計画をつくるための国民保護法の条例案が出されました。
国立市は防災計画が先だということで、これまでこの計画には着手していませんでしたが、保守系議員は想定外を考えて早く作るべきと主張し可決されました。
そんなに上陸作戦が必要、想定外が必要というならば、福島原発が危険になるということ(想定外)も考えて、もし地震が起こり、福島原発が危険になったらというこてゃ、戦争が日本で起こるよりずっと起こりうることではないでしょうか。そんなに想定外のこともあるから戦闘状態の保護法も作るというのでしたら、日光移動教室の陳情も採択するべきです。
必ず、地震が起こらないとは言えない。けど、今、この4年間でかなりの確率で大きな地震は起こる可能性があるという研究がだされています。
日本共産党では、今緊急に必要なのはミサイル攻撃や戦争の対策ではなく、災害対策の計画を根本から見直し充実させるべきだという視点で国民保護計画については反対しました。
サビ三毛ピッチ
昨日は、総務文教委員会でした。
私は福祉保険委員なので、傍聴席でひたすら傍聴
今回は陳情が9件出されています。
今の国立市は市民の方が多くの問題を感じているということの表れではないでしょうか。陳情はその日の審議事項の最後になっているので、陳情者は時間が読めないので、ただ待っていなくてはなりません。
市民を待たせて「陳情はこりごり・・」と思わせる意図があるかと言いたくなるくらいです。
せめて、あらかじめ陳情の時間を設定するなど、陳情者を必要以上待たせない配慮のできる市議会にしたいと切に思いました。
市議になって、市議会のしきたりが常識とは違う点をよく感じます。
このことを言い出すときりないくらいなので、今夜置いといて、
まずは、昨日のこと。
総務文教委員会では、『市内小学6年生移動教室実施に伴う行先変更に関する陳情』を出された小さなお子様を連れた保護者方々が午前中から待っていました。
10件の条例改正案件にこれまでになく時間がかかり、陳情審議に入ったのは、なんと、18時ころからでした。
傍聴席が保護者などでいっぱいの中、陳情代表者が「日光市は国の除染地域に指定され、国立市の除染基準の4倍の基準です。福島の原発4号機が危険な状態のなか、今も地震が起こっています。何かあれば9時間で放射能がくるとわかっている日光に、安心して子どもたちを送り出せません。大人の都合で子どもたちにリスクを負わせないでください…」と切々と訴えられ、心の奥底にジーンとその深い思いが伝わり、会場はシンと静まりました。
除染が必要な日光に行かないことが、除染を進めることになれば日光の子どもたちにもよいことです。
日光で放射能から子どもたちを守ろうとしている小学生のお父さんからの手紙も読まれました。
「日光を選ばないことが、日光の子どもたちを被曝から守ることにつながる・・」と。
命を守るという観点から意見を求められた市長は「教育は教育委員会に任せている。私の発言は重いから言えない…」と逃げ、教育委員会は「不安解消の説明を行い、4月にまた現地調査をするので変更しない」と答弁。
悪いのは、日光に行かせたくないという親ではなく、安全神話をつくり、原発政策を進めた国、そして東電です。
なのに、市側は、親の不安を除く努力が足りなかったというのには、びっくりしました。
そこに、子どもたちを少しでも安全にという配慮がないのです
自民・公明・民主は、教育委員会が安全と言ってることを理由に不採択。
日本共産党、生活者ネット、みらいのくにたち、みんなの党は採択で委員会では多数で採択されました。
あとは、最終本会議でどうなるか。昨日は黙って観てるしかなかったので、思いをぶつけていきます。
日光市の観光業に影響が出て困るというのは大変なことです。だからと言って、そのつけを子どもたちに払わせるのは変です。
子どもたちは大人の10倍以上、リスクが高いのです。
日光の損失は本来、東電・政府が責任をとるべき!と言っても取らないだろうから、せめて、子育ての終わった大人たちが日光に行けばよいのではと思いました。
この日は、午前中、戦闘状態における避難計画をつくるための国民保護法の条例案が出されました。
国立市は防災計画が先だということで、これまでこの計画には着手していませんでしたが、保守系議員は想定外を考えて早く作るべきと主張し可決されました。
そんなに上陸作戦が必要、想定外が必要というならば、福島原発が危険になるということ(想定外)も考えて、もし地震が起こり、福島原発が危険になったらというこてゃ、戦争が日本で起こるよりずっと起こりうることではないでしょうか。そんなに想定外のこともあるから戦闘状態の保護法も作るというのでしたら、日光移動教室の陳情も採択するべきです。
必ず、地震が起こらないとは言えない。けど、今、この4年間でかなりの確率で大きな地震は起こる可能性があるという研究がだされています。
日本共産党では、今緊急に必要なのはミサイル攻撃や戦争の対策ではなく、災害対策の計画を根本から見直し充実させるべきだという視点で国民保護計画については反対しました。
サビ三毛ピッチ
6年生が中学3年になったころには放射能の健康被害が多く報道されていることでしょうから、その時に今回の国立市が判断に対し、疑問なり共感なり感じるはずです。大人の無知と無理解を子どもたちが背負うことの無いようにどうぞよろしくお願いいたします。
原発の問題は、まさに命の問題で、政治の在り方が問われている。自由なはずの日本、実は知らず知らずにいろんなところで情報も教育内容も統制されようとしています。放射能の副読本、新聞などの情報、そして原発ノーというと、マスコミから排除される…
移動教室の行先は、子どもたちにとってどうかという基準で考えるべきなのに、大人の論理を優先しようとしていることに国立市は気づくべき。すべての子供たちが行ける場所を選ぶように文科省からの通達ある。子どもたちの安全と心理的影響を考えるだけでも、陳情採択は当然だと思います。