こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

周りの支えがあったからこそ 拓登のヴァイオリンコンサートを終えて

2018年02月10日 | 日々のつぶやき
うちの車庫の前のコンクリートのわずかな隙間に芽を出して咲いていた花生命力に感動。今は、先日の雪に覆われて、まだ融けきらない雪の下だけど、きっと息づいていると思う。

2月4日は、くにたち芸術小ホールの地下スタジオで、息子のヴァイオリンのコンサートを開きました国立でのコンサートは、昨年のホールに次いで2回目会場は満席で、ありがたいことです。

初めていずみホールでリサイタルをしたのは、5年前かな、あの時は話はできなかったけど、今回はマイクを持って、それらしきトークもできて少しは成長したかな

元NHKエグゼクティブアナウンサーの村上信夫さんもお越しくださり嬉しかった村上さんのブログ「ことばの種まき」に紹介してくださってます。

コンサートを支えてくださったみなさま、ご来場くださったみなさま、大切なお時間をありがとうございました。

拓登は、3歳の時に、突然、ヴァイオリンを弾きたいと言い出して、3か月も言い続けるので、ヴァイオリン教室を電話帳で探したのが始まりです。

拓登が小学校3年のときに、私が子ども達を連れて家を出てシングルになったとき、
当時のヴァイオリンの先生が、続けられるよう、ヴァイオリンも貸してくださり、様々な配慮をして、支えてくださったおかげで、続けられることができました。
(ヴァイオリンは成長に合わせて、変えていき、大人のヴァイオリンまで何回も変わるのです)

ここにくるまで、札幌にいた時から、また国立にきても、周りの人に助けられてきました。

洋服のおさがりを持ってきてくれる友達(おかげで、子ども達や自分の洋服を買わずにすみました)子どもの音楽や勉強を教えてくださった先生方、ボランティアで末娘をみてくださった方々、子どもを登山やスキーに連れていってくださった元担任の先生、子ども達をお風呂屋さんやすし屋さんに連れていってくれた近所のおじさん、離婚が成立する前に、元夫が保険証を貸してくれず、保険証がなくて歯医者に行けなくて困っている時、ボランティアで子どもや私のぼろぼろになった歯を治療してくださった歯医者さん…等々、数えきれないほどです。

子ども達が成長して、あの頃を思い出すと、切り抜けてここまできたのは、自分の力というより、回りの友達やその友達の繋がり、人の温かさでした。
今になって成長した拓登のヴァイオリンを聴きながら、これまで多くの支えてくださった方々のことがよみがえり、感謝の思いでいっぱいになりました。


拓登は、ずっと自分のヴァイオリンを持たないヴァイオリニストでした。好意で、貸していただいていました。

今回、やっと、回りの人の力を借りつつ、自分のヴァイオリンを持たせることができました。

多くのプロの方が持っている、けた違いの名器には程遠いのですが、イタリアの若いかたが、数年前に作成したヴァイオリンです。

今年で、やっと大学を卒業して、音楽と共に生きていくのは、大変な道のりですが、おごらず、欲張らず、真摯に自分の道を切り拓いて人生を登って行ってほしいと密かに願う親です。

人とのつながりのおあkげで、今がある。子育てしながら、人とのつながりを育んでいけたことは、子ども達の存在のおかげでもあると思います。

コンサートは、私の高校・大学時代の後輩でもあり親友でもある高山千代美ちゃんが中心となって企画してくださり、支えていただきました。本当に感謝です。
彼女は、作詞作曲をする声楽家として活躍して、若い音楽家を支える活動をしています。彼女の曲、暖かく素敵なので、ぜひ興味ある方はミュージック・ハーベストで検索してみてくださいね。

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