こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

GNH(国民総幸福)にみるブータンの豊かさ

2011年11月20日 | 議会
今日は、急に温かくなったせいか、朝から、特別支援学校に通う娘が熱発。

めったに熱を出さない子なのですが、私が議会が始まるころになると、調子が狂いやすいようです。

今日は、学校も休みなのでよかったけど、明日からどうなることか・・と案じていたら

午後からは熱も下がって、夕方には元気になり、ほっと


夕方、急に寒くなってきたと同じくらいに、平熱に下がりました。

もしかして、うちの子は変温動物!?

11月の後半で24度なんて、ほんとに異常気象。

朝から暑くて、しまっていた半袖に着替えました。

夕方の雲急に暗い雲が出てきて、あっという間に日が暮れて、気温が下がり始めたました。

気温の差が激しかったりすると、体がついていくのが大変ですよね。明日の最高気温15度ですって。1日で10度近くも違うなんて!

これも、地球温暖化、環境破壊の影響でしょうか。


さて、国立市の魅力はというと、大学通りはもちろん国立駅からみた大学通り

ブランコ通りも素敵です夜のぶらんこ通りのイルミネーション。

そういえば、先日の新聞にブータンの国王が結婚したての女王様をつれて日本へと。

御嫁さんは、きれいな方だなーということは、おいといて、

ブータンはとても小さな国で人口も約700万人。

アジアでも貧しい国です。

ところが幸せ度がとても高い国

ブータンは「医療や教育はほぼ無料」。

そのブータンが提唱したのがGNH(「国民総幸福」)です♪ブータン国立研究所所長である、カルマ・ウラはGNHについて次のように述べています。

「経済成長率が高い国や医療が高度な国、消費や所得が多い国の人々は本当に幸せだろうか。先進国でうつ病に悩む人が多いのはなぜか。地球環境を破壊しながら成長を遂げて、豊かな社会は訪れるのか。他者とのつながり、自由な時間、自然とのふれあいは人間が安心して暮らす中で欠かせない要素だ。金融危機の中、関心が一段と高まり、GNHの考えに基づく政策が欧米では浸透しつつある。GDPの巨大な幻想に気づく時が来ているのではないか」と。確かにヨーロッパなどの先進国でも、医療費無料は当たり前、教育費も大学までほとんど無料です。

日本は、GDP(「国民総生産」)世界第三位なのに、医療や教育にかかる国民負担は増大する一方、

社会的負担が減っているのは大企業ばかりです。

ここ20年間、大企業のもうけ(内部留保)はどんどん増えています。ところが、大企業に勤めている人も含め、サラリーマンの週よはここ10年で1割も減ってるし、

若者の約半数に近い人が非正規雇用。

国民一人ひとりの幸せは、GDPを増やすための施策に身を投じていくことでししょうか。

バスに乗り遅れるなと言って、関税をゼロにするのは、身売り同然です。

日本も経済効率最優先、もうけ主義の考え方から脱して、国民生活の充実につながっていくのでは。

ところが、介護保険税や国民健康保険税の値上げなど、国民生活を守ることから逆行しようとする動きも。


ブータンのようなGNH優先に日本が変われば、はるかに豊かな市民生活が実現します。

市民生活に関わる自治体の考え方も同じ。

市民から集めた税金を大型開発のような公共投資に使うのではなく、

市民生活の幸福度を高めるための施策を作り、実現するために使うべきだと思います。

その観点から、12月議会もがんばります。

ふくらんださび三毛ピッチ








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