しばし心を落ち着けて・・・

立冬のあと、急に気温が下がりましたね。

秋晴れの大学通り

もうすぐ、銀杏が黄色い輝き色に変わります

今日は、夕方のちょっとした隙に、

近所の知り合いの人生の大先輩のお茶の先生宅に伺って

茶道の入口をちょっとだけさせていただきました。

普段のバタバタした生活から

心を静かに落ち着けたひととき。



掛け軸とお花とお釜と茶器との奏でる美の世界

とても奥深いものを感じるだけで、

私にはとても理解できるものではありませんが…

茶道の世界にふれられるだけで静かな幸せを感じています。


忙しくて月に1回くらいしかできないので、

なかなか覚えられません。

そんな出来の悪い弟子に

いつも丁寧に教えていただき、

何度でも繰り返すうちに体で覚えていけるものですと

気長におつきあいしてくださっている先生に感謝です。

お抹茶の味も大好きですが、

京都のお菓子をいただけるのも楽しみのひとつです。

平和なときがあるからこそ

こんなひと時を味わえるとつくづく感じます。



日本は一見、平和で暮らしやすいと、よく言われますが、

年間で3万人、18分に一人

この数字は日本での1年間の自殺者。

これだけの人の命が失われる社会は、戦争こそないけれども、

決して健全とはいえないのではないでしょうか。

先日も弁護士さんと一緒に無料の生活相談会を開きました。

月に1回開いていますが、

生活苦・賃金無払い・消費者問題・離婚問題など…様々な相談者に出会います。

３・１１の原発事故からの放射能汚染に対する不安の上に、

ＴＰＰ問題。


これから、どうなっていくのかという不安も広がっています。


先日の夕方、ＴＰＰに対する問題と原発を段階的にゼロにする署名活動をしました。



駅前ではなかなか対話にもならないのですが、商店街の入り口だと結構、いろいろな方と話ができてよかったです。


とうとう、ＡＰＥＣに参加するということになって・・・

日本はバスに乗り遅れるというけれども、

実際日本の食糧の関税率は、世界でアメリカに次いで低いのです。

お隣の韓国より、同じ資本主義のＥＵ諸国より低くて、世界に先進国で、二番目に低い！

そして、ＴＰＰに参加したら食糧自給率が３９％か１０％に下がってしまいます。

安い農作物が入ってきて、消費者によいとって、一見よいように見えるけど…。

日本の農業や水産業が成り立たなくなったら、いざというときにどうなるでしょう。

それだけでなく、食の安全も脅かされます。

狂牛病の感染の恐れのあるアメリカ産牛肉の輸入、残留農薬の規制緩和などの条項も。

また、食だけでなく、医療の分野も保険証で安心して医療が受けられる国民皆保険制度から、

お金のあるなしで、受けられる医療に差が出る混合医療制度が導入されます。

公共事業の発注など、官公庁に関わる事業や物品購入や労働力などもアメリカからとなってしまう。

様々な分野に影響及ぼし、日本がこれまでの日本ではなくなってしまう危険があります。

農協・漁協・医師会・さまざまな自治体が反対をしているＴＰＰ

導入されると失われる雇用は約340万人とされています。

でも、ふつうのマスコミではあまり知らされていません。

何とかせねば！

さび三毛猫のピッチ