今年もあと一か月ばかりとなってしまった。
年齢を重ねるごとに、月日の経つスピードが加速度的に早く
感じられてしまう。
つい日々の忙しさに流されしまって、忘れかけてしまう大切な言葉を思い出した。
それは目に見えない力が人を幸せにするという仏教の教えがあるといこと。
それを「業力」というらしい。
業力には3種類あって、身豪、口業、そして意業があるといこと。
人の行いが業(ごう)で、それぞれ体が行ったこと、口で喋ったこと、そして心で思ったことを表しており
人から知られているかは関係がないということだ。
つまり、それぞれの業に共通していることとは、人が見ていないところに力があるということ。
つい自分の行いを誰かに認めてもらい為に、自分も含めてわざと人前で色々な行いをしてしまいがちだ。
だが、どこか下心のある行いは、人から認めてもらうどころか逆に蔑まれてしまうことが多い。
本当に自分にとって大切な行いは人から認められるかどうかというよりも、何か目に見えない力によって
動いていることに幸せを感じることではないかと思った。