遊び人、道楽者、放蕩者、怠け者、みたいな意味ですね。
語源は、①「とうじんさく」が訛って意味が変化した、②又は、ひたすら座禅することを説く道元禅師の教義を揶揄したもの、と推測します。
なんとなくわかり易い①のように気もしますが、道元は曹洞宗で、因島にも縁の寺院があること、同様な意味で「どうげんし」(道元師?)というのも聞いたことがあったりするので、②も捨てがたいです。
例1
「寒いけぇいうて、いつまでこたつで寝よんね、"どうげんさく"じゃのう」
(寒いからといって、いつまでこたつで寝ているのですか、"怠け者"ですね)
例2
「ウチは昔はそこそこ"ぐべんしゃ"じゃったのに、ひい爺さんがよいよの"どうげんさく"でのぉ。今じゃぁすっかり"わや"よぉ」
(当家は昔はそこそこの"資産家"でしたが、祖父が全くの"放蕩者"でしてね、今ではすっかり"没落"してしまいました)
みたいな感じで使います。
どこにもポジティブな要素はありませんね(笑)
島内での常用度★★☆☆☆(減ってきました)
島外での難解度★★★★★(通じません)
ではまた次回
インデックスはコチラから
語源は、①「とうじんさく」が訛って意味が変化した、②又は、ひたすら座禅することを説く道元禅師の教義を揶揄したもの、と推測します。
なんとなくわかり易い①のように気もしますが、道元は曹洞宗で、因島にも縁の寺院があること、同様な意味で「どうげんし」(道元師?)というのも聞いたことがあったりするので、②も捨てがたいです。
例1
「寒いけぇいうて、いつまでこたつで寝よんね、"どうげんさく"じゃのう」
(寒いからといって、いつまでこたつで寝ているのですか、"怠け者"ですね)
例2
「ウチは昔はそこそこ"ぐべんしゃ"じゃったのに、ひい爺さんがよいよの"どうげんさく"でのぉ。今じゃぁすっかり"わや"よぉ」
(当家は昔はそこそこの"資産家"でしたが、祖父が全くの"放蕩者"でしてね、今ではすっかり"没落"してしまいました)
みたいな感じで使います。
どこにもポジティブな要素はありませんね(笑)
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