ミツフィー☆友の会

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君や僕にちょっと似ている

2012-08-27 | ART
「奈良美智展:君や僕にちょっと似ている」@横浜美術館



いきなりドーンとお出迎えしてくれる巨大な物体。
ツルツルピカピカで圧倒されます。

11年前の展示以来奈良作品のトリコでありましたが
最近はなんだかもういいかなって思っていて
本当は今回の展示は行かないつもりでした。

しかし、行ってよかったです。
すっごくよかったです。

奈良さんの彫刻、たまらなく愛らしかった。
なんでそんなに巨大なの?ってくらい大きな子供の顔たち。
まん丸なほっぺたや後頭部。
ブロンズならではの質感と奈良さんならではの表情。
とってもかわいくって愛おしいのだ。
なんだか圧倒されました。
この部屋だけで結構満足でした。




かわいかったので思わず買ってしまったものたち。
左の絵は「体重計少女」。
何気に60キロもあるんだ、とか思ったら結構笑えるし
一番右の「山少女」はいわゆる山ガールとは違い
頭が山になってるの。
真ん中の「Middle finger」は自分の子供の頃にそっくりで
思わず親近感。

そう、タイトルどおりなんか誰かに似てるな、こんな子いるな
って女の子たちがいっぱいです。
しかもちょっと意地悪そうだったりなんかひねくれた感じが
誰にもある心の奥底をつつかれた感じがしてドキッとします。

最後の部屋に展示してあってとても気に入った「Cosmic Eyes」。
瞳がとてもキラキラしていて色合いが美しくて
吸い込まれるように見入ってしまいました。
大きくてやさしくて、とても希望のある絵感動的な作品。
新境地?と思ってしまったのは私だけ?

というわけでとても見ごたえのある奈良作品たちでした。

奈良さんの女の子たちには眉毛がないっ!

わかってきたこと

2012-08-27 | 体のこと
この病気になって3年目。
やっとこれが私と受け入れはじめた感じです。
ちょっと遅すぎかな。

今までよくわからなかったけど
今頃になってわかってきたことがある。

かなり気をつけて生活していても
突然症状がおきることがある。
そのたびになぜ?どうして?と考えてしまっていたけど
原因がわからない病気だから仕方のないことだということ。

原因がわかればそこを取り除くとか治療すればいいのだけど
それが解明されていないから、今の段階だと
ステロイドで抑えるしかないということ。

ステロイドは治すものではない。
炎症を抑えるもの。緩和させるもの。

だから入院してステロイドを大量投与(3000mlも入れた!)
したあとはたくさんの副作用には悩まされたけど
痛みもさほどなくとてもよい状態で
このまま完治と誰もが思うくらい回復に向かっていた。
でもここ1年くらいは不調を繰り返してる。
それはステロイドの量が減ってきたから
まだくすぶっている炎症がでてきてしまっているということ。

じゃあステロイドやめられないじゃない!って思うけど
そうやって少しずつ減らしながら静まっていくものらしい。
ただ個人差がすごくあるから炎症もでなくなる人もいれば
繰り返してずーっと飲んでる人もいるということ。
医師はたいてい一生付き合っていく病気だと言うけど。


そこである人の手記を読んだ。

たとえば体に老廃物がたまっていると具合が悪くなったり
そこから病気になったり体に悪い影響がでるのと同じで
心に悲しんだり怒ったり恨んだりよくない感情を溜め込むことは
精神にとってなんのプラスにもならない。
それが病を生んだりすると。

だからあらゆるものから楽しいことをたくさん取り入れて
日々の生活を明るい方向へ切り替えさせること。
美しいものを見たり感動したり心を豊かにすること。
そうしてその方は治らないといわれた病気を完治したそうです。

なんだかびっくり。納得の内容でした。

結局病気を治すのは自分。
最も大事なのは心。


気分は日替わりだ。
調子が悪いと気持ちもアップダウンしてしまう。
でもそれは自分次第。
心を変える努力をしていこうと思う。