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ようこそ。ソウルに住んでいて日本語のお勉強が楽しいヨンです。

グエムル

2006-08-07 | 感想
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ついに見ました、今年の夏の大作映画。グエムル。

この映画は「王の男」を超える興行成績を出すかもしれないとゆってざわざわしてます。

でも「王の男」の場合は初めて公開された時はあまり注目されなかったけどだんだん観客の間で話題になって大成功になったとしたらこの映画「グエムル」は最初から期待を集めていて公開になったらその予想をまた上回る爆発的な反応を見せているって感じです。

実は公開になって初めての週末に見たいと思ったんですけど金曜日じゃもう週末のチケットが取れなかったんです。完売完売完売って。すごかった、ホント。

で、実際見てきたら?

面白いです。

とくにこの映画が持ってるサスペンスがすごいなんです。
映画を見てびっくりして手にもっていたお菓子を落としちゃったのは初めて!

次はどうなるかなって一瞬も気をぬいちゃいけないサスペンスが最高だと思います。

そして韓国人にハンガン(漢江)が持ってる意味は特別なんですよ。
ソウルはだいたいこのハンガンがあるからこそ成立してるんで。

この江があったからここがソウルになれた訳です。

そして週末には普通に散歩に行ったり涼しいから夏の夜には軽いマット一枚持ってって片手にはカンビルで川風にふかれながらああ気持ちいいと思ったりするとても親しみある場所なんです。冬には寒くてハンガンが凍ってきたらそれもニュースになります。

で、それを監督は一番怖い場所にしちゃいました。私、今じゃちょっと夜には怖くてハンガンに行けないかもです。だってどっかでグエムルが出るかもしれないじゃないですか!!!

だから監督がハンガンを舞台にしたこともこの映画の重要なポイントだと思ってます。みなさんも後に見ることになりましたらこの点にも注目してみてくださいね。

そして俳優さんたちの演技がすばらしいこと。ま、いうことなしなんでこれは皆さんの目でお確かめください。

最後になんでこの映画の邦題が「クエムル」じゃなくて「グエムル」なのかが不思議です。グエムルの方がクエムルよりもっと怪物らしき発音ですかね。疑問です。