退院後しばらくは軽いめまいがたまにあった、そのために外に出ることが出来なかった。
日常の日々は程遠いい感じがしていた、何時になったら本当の日常が帰ってくるのだろうかと思う。そんな日々が今も続いている。
家の中の暮らしだけなので足の筋肉は驚くほど落ちてしまった。太ももの筋肉が目に見えて痩せていることに氣付く、これから歩く訓練が必要になる、そんな気がしている。
今日は朝からいい天気に恵まれている、風も穏やか、歩くには絶好の条件が整っている。これからどれだけ歩けるか分からないが歩いてみたい。
午後2時過ぎに家を出た、外はやはり気持ちがいい。外壁の塗装は今盛り、2街区、3街区は一部を残してほぼ終わった、4街区が三分の一を残して塗装中。
ゆっくり、ゆっくり歩いて4街区の途中から戻ってくる、2街区にくるとホッとする。我が家はこの一角にあるから・・・・・、木々の間を抜け落ち葉を踏みしめながら歩くとサラサラと心地よい音を立てる。
サラサラ歩くと童心に帰ったようでさらに落ち葉を踏みしめて歩きたくなる・・・・・。
この季節にはこの季節の良さがある、忘れかけていたおさない頃を思い出させてくれる。懐かしい思い出がよみかえる・・・・・。
歳をとったということだろうか? それとも終焉に近いということだろうか?