優 「これお母さんが作りました。お大事にって言ってました。」
黒木 「きれいだ・・・花ってこんなにきれいだったんだなぁ・・・
何を見てたんだ、おれは・・・」
里夏のお父さんが飛び降り自殺をした。
心配した優は片岡先生に様子を聞く。
「大きな怪我だが命に別状はないとの連絡がありました」 本当にこの先生は冷静。
事実のみを伝えて、自分の感情はどこにも入れない。
「心配ね」くらい普通言うだろうと思うが、逆にこれが片岡先生のいいところかな。
心配している優のもとへ、里夏が訪ねてくる。
優の胸で号泣する里夏、そして優も・・・
もしまだ優が高校に戻ってなかったら・・・四万で仲居をしていたら・・・
里夏は誰かの前でこんな風に思いを吐き出すことができたのだろうか。
以前優が言っていた、「友達は一人いればいいよ」 その言葉を思い出した。
優と啓太さんは黒木さんのお見舞いに行くことにする。
「俺達が家族4人でちゃんと元気に暮らしてることを、黒木さんに伝えたい。」
啓太さんが黒木さんに会うのは、就職先がつぶれ、東京で八つ当たりしたとき以来。
「黒木さんのせいだ」といってしまった言葉を撤回し、自分達は大丈夫だと伝えたいと・・・。
そして黒木さんは和田倉商事の不正を告白する。
木戸バネ製作所、再起へ道はようやく開いた。
啓太さんも自殺しようとしてましたしねえ。
もうだいぶ昔のことのように思えるけど。
そう考えると今日の啓太さんの態度、本当に大きくなったなあというか・・・
自殺なんて重すぎるテーマやけど、そこから立ち直っていく(多分黒木も)姿にはこちらも励まされるものがありますねえ、
このドラマには。