どんぐりの木の下で

日々の出来事を書き留めています。

今日のファイト(村上の一言)

2005年08月29日 | 朝ドラ

村上 「木戸さん ここへは、はぁ来んな。
     あんたに馬の世話する資格はねぇ。
     木戸さん、馬のことわかったような気になるんでねぇ

優は出来心でジョンコに乗ってしまい、振り落とされ落馬。   
呆然とする優。
駆け寄る太郎。
ここで先週は終わりだった。

この時点では、優が落馬したことについて、それほど重大な事とは感じていなかった。
勝手に商品の馬に乗ったことについて、村上先生から厳しく叱られるぞ・・・と思ったくらいだった。

ところが・・・
村上先生の、落馬した優への対処を見て、自分が甘い考えだったことに気が付いた。

スーパーマンの映画で有名な俳優のクリストファー・リーブ氏。
1995年騎乗していたサラブレットが何かに驚いて突然停止してしまい、彼を放り出してしまった。
そのため頭から転落し、一瞬にして麻痺、呼吸も全く出来なくなってしまった。
手術のかいあって一命は取り留めたが、脊髄を損傷し下半身麻痺の体となってしまった。


ことの重大さに緊張した。
擦り傷程度で済んで・・・本当にその通りだ。
「顔に傷はねぇみていだな・・・」
昔かたぎの村上先生だから、余計そんな言葉も出てきたのだろう。

厩舎への出入りを禁止されてしまう優。

落ち込む優のもとへ太郎から電話が入る。
元気か?
「太郎さん・・・」
今まで私が聞いた事のない太郎の優しい声にドキっ
この一大事にこんな浮ついたコメントを書くのは、ちょっと気が引ける感じもするが・・・

とりあえず乗馬の練習は続けたら、という太郎の勧めに力なく答える優。
翌朝ジャックといつものように練習。
改めて見ると、ほんとジャックとジョンコじゃ体の大きさは大違い。
ジョンコは筋肉隆々、人間で言うとまさにマッチョマン。
太郎が「ジョンコに乗ろうなんて100年早い」と言ったのも納得。

馬が怖い・・・
村上先生が言っていた、「落馬のショックを受けてるかもしれない」だ。

気になっていたのが、木戸家への謝罪から帰ってきた村上先生に、太郎が優の事をフォローした後の
村上先生の言葉。
今は馬の世話をする資格がない。
今は・・・・?
このときにその意味がわかったような気がした。
馬に恐怖心を持ってしまった今の優に馬の世話は出来ない。
村上先生にはそのことまで、お見通しだったわけだ。

「はじめのいっぽ」。
この試練から立ち直るために、どんな風に一歩を踏み出すのか・・・
がんばれ 優


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3 コメント

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あと1ヶ月。 (マル)
2005-08-29 21:14:33
今日の啓太さんの姿勢に、安心しました。

「自分は間違っていない」と再認識。



ここのところの、駒大苫小牧高校野球部に関する

一連の報道で、いろんな事を考えていました。

『ファイト』にリンクさせるのもどうかと思うんだけど。

でも、子を持つ親としては見過ごせなくて。



そこへきて、優の『落馬』

競馬好きにとっては、何とも言えないツラい場面です。

今後、もっとツラい場面がやってきそうな予感・・・。

最後まで持ちこたえられるだろうか・・・

って感じです。
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クリストファー・リーブ (ぽんぽこ山)
2005-08-30 00:08:09
そうそう、落馬事故でねえ。

去年でしたか、亡くなってしまいましたねえ。

こないだはマドンナも落馬したらしいですけど、

やっぱり怖いですわ・・・

いや、僕はもともと臆病者なんですけど、

でも「ファイト」を見てて、ちょっと馬に触れてみたいなあ、乗馬してみたいなあ・・・

なんて気になりかけてましたけど、

やっぱり怖いです・・・

でもホンマに優の周りはええ人ばっかりでねえ・・・

文字通り、はじめのいっぽを踏み出してもらいたいもんですわ。
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確かに・・・ (mymt804)
2005-08-30 10:06:32
自分も、出入り禁止にまでしなくても、と思ったけど、ちょっとでもタイミングがずれてたら、スーパーマンみたくなってたかもしれないんですよね。

馬、特に競走馬に乗ることの怖さを改めて実感しました。

でも、今回のことで優ちゃんと太郎さんの距離がぐっと縮まったような…特に今日(8/30)のなんか「優っ、俺を信じろ!」ですよ。

って、先に書いてごめんなさい。

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