優 「心配じゃないの?」
亜沙子「心配にきまっているじゃない。お父さんはいつもそうなの!肝心な事は何も私に話してくれない。
どうして、私から電話しなくちゃならないの!」
優 「お母さん、意地になってる・・・」
亜沙子「あきらめているのよ」
啓太さんの仕事が無いことを知っても、電話をかけない亜沙子さん。
夫婦の間に大きな溝ができてしまいました。
そんな二人の間に入って、なんとかちゃんと話をして欲しいと願う優。
優は啓太さんに亜沙子さんが知ったことを電話する。
「お母さんも心配しているから、四万に来て・・・」と懇願。
とうとう家族に知られてしまった・・・啓太さんの無気力・脱力全開モードに。
目が宙を泳いでいる啓太さんの顔が異常に怖かった・・・
この二人、一体いつからこんなになってしまったのでしょう?
以前から啓太さんは一人で決めてしまうところはあったけれど、特に問題になるほどではなかったような・・・。
確かに、亜沙子さんが内にしまっていたところもあったようですが・・・
啓太さんが四万にやってきた日・・・
「工場を売ろうと思う」と言った啓太さんに「家族のプライド」と激しく反対した亜沙子さん。
きちんと話もしないまま、『何もない夜』を過ごし、啓太さんは高崎へ帰った。
優の言葉に工場を売らない決心を固めた啓太さんに、「私って何?」と電話で問いかける。
東京へ向かう朝、電話を変わろうとする優に二人揃って「いい!」。
そして東京の啓太さんに亜沙子さんが初めて電話をかけたのは、川崎先生に「ドキっ」としたあの晩・・・。
会話って大切なんだとつくづく思う。
啓太さんと亜沙子さんはもう直接会話することすらできなくなってしまっている。
気まずい両親の間に入って気をもむのはいつも子ども。
それでなくても、優は太郎さんと琴子さんの事で、かなり落ち込んでいるのに・・・
亜沙子さん、川崎先生の優しい言葉に寄りかかりたくなってしまったようで。
優の「何話していたの?」の問いに、「ただの世間話!」と強く言い切ったところが、ただの世間話ではない証拠だと、私は感じました・・・。
亜沙子さんにはいろいろ言いたくもなるけど、
でも啓太さんのあの姿が映し出されると、そりゃ仕方ないわ・・・とか思えてしまったりして。
ところで岡部町の隣りにお住まいなんですか?
先日、群馬まで在来線で行ったとき、岡部駅を見て笑い出しそうになってしまいましたよ。
また他の客が「そうそう、岡部で思い出したけど・・・」って
知り合いの話題をしたりして。
まだ経験がないから分からないけど、素直になれないもんなんでしょうか。
なんで優ちゃんが間に入るのか、自分にはいつも不思議でならないです。そんな両親の姿を一番見たくないのは子供のはずなのにね。
それにしてもとうもろこし美味そう
言われて気づきました。「岡部ぇ~」です。
子どもにあんな姿見せちゃダメですよね。
心底素直に分かり合おうとするのは難しいかもしれないけど・・・ とりあえず上手くやっていこうとするお互いの気持ちは大事かな。