何になるの？

５月からの3ヶ月間、職業委託訓練・一般クラスを担当しています。

一般クラスとは年齢の幅が広く、２０代前半～５０代後半までいろいろな世代の方がいます。
２５人の平均年齢は３７歳らしいですが、ぱ～っと見るともっと若そうな感じです。
まぁはっきり言うと、平均年齢を数名の方が上げている・・・ということです


若い方は、頭の回転の速さというか、飲み込みの良さというのか、動作も機敏で・・・。
学生と比べると目的意識もはっきりしているので、ぐんぐんと力をつけていきます。

では、年齢が高い方たちはというと・・・一言『努力家』です。

若い方が１回で理解するところ、３回やってわかるようになります。
若い方が授業中仕上げる問題を、家に持って帰って仕上げます。

５時に授業が終わっておうちに帰れば、主婦業がまっているはずです。


　　疲れてねぇ～もう目がショボショボするのよ～

こんなことを笑い話にしながら、毎日がんばってます。



　　「その歳でそんなことやって、何になるの？」って息子に言われちゃいましたよ

最年長のTさんがおっしゃいました。

訓練生の中でこの訓練が直接再就職の役に立つ人がどのくらいいるのでしょうか。
教えている私自身も考えることがあります。


でも、いつも思うのは『人生に無駄なことは一つもない。』という言葉です。

『３ヶ月間の訓練をやり遂げた』ということが、きっと訓練生たちの自信になると私は信じています。

そう思ってもらえるように、私も精進していかないとですね