ゆーくん、2歳 8か月 18日
あやちゃん、生後 7か月 15日
DWE歴は、2年 1か月 5日になりました
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います
今回は、Sing Along! 3 のDVDに収録されている
"Birthday Cake Is Good" について取り上げてみます
DWEソングの歌詞分析、36曲目です
歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください
この曲は、美味しいバースデーケーキを食べているときの楽しい様子を描いた歌です
DWEソング 全131曲のうち、「誕生日」をテーマにした歌は、
この曲を含め、実に 10曲もあります
Pluto's Birthday Song
Birthday, Birthday
Let's Have a Birthday Party
Ten Little Candles
Flour, Sugar, Milk, and Butter
Happy Birthday to You
The Wishing Song
Five Little Candles Burning
Birthday Cake Is Good
Birthday Gifts
バースデー・ソングは、聴いているだけでワクワクしますね
ブルーのテーマが、「プルートの誕生日」ですので、
家族の誕生日には、ブルーの曲が欠かせないBGMになりそうです
この曲で取り上げられている文法事項は、
命令文 : Eat a piece of birthday cake. など
不可算名詞 : Eat a piece of birthday cake.
不定詞・名詞的用法 : Birthday cake is fun to eat! です
今回は、「食べる」 という表現 に注目したいと思います
歌詞で言うと――
Eat a piece of birthday cake.
(バースデーケーキを 1切れ食べなさい)
で登場する表現です
「食べる」という単語は、中学校1年生の早い段階で習う単語です
ご存知の通り、日本語の「食べる」に相当する英単語は、"eat" や "have" です
中学生には「"eat" も "have" も 『食べる』 という意味」と教えているのですが、
ALTによると、"eat" と "have" には、ニュアンスの違いがあるそうです
以下に、「"eat" と "have" のニュアンスの違い」 を簡潔にまとめてみます
eat 「食べる」という行為そのものに重点を置いている
have "eat" よりも婉曲的な言い方(「いただく」というような上品な表現)で、
食事の時間をとることに重点を置いている
例を挙げてみます
【例1】 I ate a piece of birthday cake.
I had a piece of birthday cake.
どちらも、「私は、バースデーケーキを1切れ食べました」の意味になるのですが、
の場合は、「バースデーケーキを1切れ食べた」という事実を、より伝えたかったのに対して、
の場合は、婉曲的(上品)に「バースデーケーキを1切れいただきました」と言っているニュアンスです
「特別なバースデーケーキを食べたの」 「甘いもの苦手だけど食べたの」というように
「食べた」ということを強調したい場合は、の表現 "eat" が望ましいです
DWEのバースデーソングは、「ケーキを食べる」表現を "eat" に統一していますが、
「食べる」という行為を強調しての表現だったんですね
さらに、例を挙げていきましょう
【例2】 Would you like to have dinner with me? (今夜、一緒に夕食を食べませんか?)
食事に誘う場合は、「相手と食事の時間を共有する」という意味で、
"eat" よりも "have" が適切ということになります
【例3】 I had dinner with my boyfriend last night. (昨晩、彼と夕食を食べました)
「彼と夕食の時間を楽しんだ」ことを表現するなら、上記のように "have" を使いますし、
「彼と夕食を食べた」という行為だけを伝えるなら、"eat" を使います
自分のパートナーと食事する場合は、"have" が望ましいでしょうね
【例4】 Let’s eat lunch quickly. We’re in a hurry. (早くランチを食べてしまおう。急いでいるしね)
この場合は、ランチの時間を楽しむニュアンスの "have" よりも、
ランチを掻き込むことを表現するために、"eat" の方が自然に聞こえます
急いでいるのに、「ランチの時間をとろう」「ランチをいただこう」というのは、少し不自然ですね
【例5】 My doctor said not to eat dinner. (医師は、夕食を食べないように言いました)
この場合は、"eat" のほうが自然に聞こえます
医師が、「食べるという行為」をしないように言っているわけですね
最後に、"eat" と "have" と "cake" に関連した英語のことわざを紹介します
You can't eat your cake and have it. (= You cannot have your cake and eat it.)
「ケーキを食べた後も、ケーキがあるということはない」
つまり、 「都合のよいことが2つ揃うことはない」ということです
矛盾する2つのことを同時に実現することは、不可能だという意味です
英語のことわざも、日本のことわざ同様、興味深いものが多いですね
今回取り上げた「"eat" と "have" の使い分け」ができると、英語力のレベルが上がる気がしますね
最後まで読んでくださり、ありがとうございました
あやちゃん、生後 7か月 15日
DWE歴は、2年 1か月 5日になりました
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います
今回は、Sing Along! 3 のDVDに収録されている
"Birthday Cake Is Good" について取り上げてみます
DWEソングの歌詞分析、36曲目です
歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください
この曲は、美味しいバースデーケーキを食べているときの楽しい様子を描いた歌です
DWEソング 全131曲のうち、「誕生日」をテーマにした歌は、
この曲を含め、実に 10曲もあります
Pluto's Birthday Song
Birthday, Birthday
Let's Have a Birthday Party
Ten Little Candles
Flour, Sugar, Milk, and Butter
Happy Birthday to You
The Wishing Song
Five Little Candles Burning
Birthday Cake Is Good
Birthday Gifts
バースデー・ソングは、聴いているだけでワクワクしますね
ブルーのテーマが、「プルートの誕生日」ですので、
家族の誕生日には、ブルーの曲が欠かせないBGMになりそうです
この曲で取り上げられている文法事項は、
命令文 : Eat a piece of birthday cake. など
不可算名詞 : Eat a piece of birthday cake.
不定詞・名詞的用法 : Birthday cake is fun to eat! です
今回は、「食べる」 という表現 に注目したいと思います
歌詞で言うと――
Eat a piece of birthday cake.
(バースデーケーキを 1切れ食べなさい)
で登場する表現です
「食べる」という単語は、中学校1年生の早い段階で習う単語です
ご存知の通り、日本語の「食べる」に相当する英単語は、"eat" や "have" です
中学生には「"eat" も "have" も 『食べる』 という意味」と教えているのですが、
ALTによると、"eat" と "have" には、ニュアンスの違いがあるそうです
以下に、「"eat" と "have" のニュアンスの違い」 を簡潔にまとめてみます
eat 「食べる」という行為そのものに重点を置いている
have "eat" よりも婉曲的な言い方(「いただく」というような上品な表現)で、
食事の時間をとることに重点を置いている
例を挙げてみます
【例1】 I ate a piece of birthday cake.
I had a piece of birthday cake.
どちらも、「私は、バースデーケーキを1切れ食べました」の意味になるのですが、
の場合は、「バースデーケーキを1切れ食べた」という事実を、より伝えたかったのに対して、
の場合は、婉曲的(上品)に「バースデーケーキを1切れいただきました」と言っているニュアンスです
「特別なバースデーケーキを食べたの」 「甘いもの苦手だけど食べたの」というように
「食べた」ということを強調したい場合は、の表現 "eat" が望ましいです
DWEのバースデーソングは、「ケーキを食べる」表現を "eat" に統一していますが、
「食べる」という行為を強調しての表現だったんですね
さらに、例を挙げていきましょう
【例2】 Would you like to have dinner with me? (今夜、一緒に夕食を食べませんか?)
食事に誘う場合は、「相手と食事の時間を共有する」という意味で、
"eat" よりも "have" が適切ということになります
【例3】 I had dinner with my boyfriend last night. (昨晩、彼と夕食を食べました)
「彼と夕食の時間を楽しんだ」ことを表現するなら、上記のように "have" を使いますし、
「彼と夕食を食べた」という行為だけを伝えるなら、"eat" を使います
自分のパートナーと食事する場合は、"have" が望ましいでしょうね
【例4】 Let’s eat lunch quickly. We’re in a hurry. (早くランチを食べてしまおう。急いでいるしね)
この場合は、ランチの時間を楽しむニュアンスの "have" よりも、
ランチを掻き込むことを表現するために、"eat" の方が自然に聞こえます
急いでいるのに、「ランチの時間をとろう」「ランチをいただこう」というのは、少し不自然ですね
【例5】 My doctor said not to eat dinner. (医師は、夕食を食べないように言いました)
この場合は、"eat" のほうが自然に聞こえます
医師が、「食べるという行為」をしないように言っているわけですね
最後に、"eat" と "have" と "cake" に関連した英語のことわざを紹介します
You can't eat your cake and have it. (= You cannot have your cake and eat it.)
「ケーキを食べた後も、ケーキがあるということはない」
つまり、 「都合のよいことが2つ揃うことはない」ということです
矛盾する2つのことを同時に実現することは、不可能だという意味です
英語のことわざも、日本のことわざ同様、興味深いものが多いですね
今回取り上げた「"eat" と "have" の使い分け」ができると、英語力のレベルが上がる気がしますね
最後まで読んでくださり、ありがとうございました